- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
娘が生まれるまでにフィギュアの造形師になる夢を叶えると妻に約束したタツロウ。またたく間に娘が生まれたが、約束は果たせていない。そんななか、2011年3月11日に亡くなった友人の三回忌がおとずれた。いまだふさぎ込んでいる友人の恋人、娘の将来、自身の夢、妻との約束……何かを得るためには何かを捨てなければならない――。夢に達する男(リーチマン)がどうにもならない状況で必死にもがいた日々を描いた「主夫漫画」の最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちんれん
5
終わった事を知らずに、2年経った今月気付いて買った。主夫生活の大変さが伝わる漫画。自転車については、興味はないけど面白かった。震災ネタや造形師になる事の結論が知りたかった。2015/09/26
よしゆき
5
これが最終巻とは途中まで気づかず読んでましたが、本当に内容が濃い。あんな奥さんと結婚したいと改めて思いました。この話のモデルは作者本人の日常のことだったんですねー。2人いや、3人には本当に幸せになって欲しい。2013/06/27
仲本テンカ
4
嫁の愛より、子の重圧。2016/06/08
TAH
4
この主人公兼作者の方、お名前といいしっかり者の嫁さんがいるとこといい西友巣鴨店によく行ってるとこといい、他人とは思えないくらい共感させていただいた。最大の共感ポイントは「とにかく性格だけは嫁に似てくれ」。同じ東京の空のしたに住むものとしてこれからも応援していきたい家族像だ。2013/08/04
ジロリン
4
やっとこの作家のペンタッチに慣れたと思ったら終了。あとがきマンガを読んだらこれがデビュー作なんですね。じゃぁタッチが安定しないのも無理ないわ。しかもモチーフ的にはほぼ実体験に沿っているとは。作者さんの将来に幸多からんことを祈ります…という気分になる「ちょっと幸せ。でもすごく幸せ」なお話でした。2013/07/28