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内容説明
東京都豊島区巣鴨に妻と暮らすヨネダタツロウ(32歳)は、フィギュアの造形師を目指す専業主夫で、趣味は自転車。2011年3月11日、この日も主夫業の合間にフィギュアの制作にいそしんでいた。この日、タツロウの自転車仲間である友人は、たまたま気仙沼に帰省していた。連絡のとれなくなった友人の恋人から、捜索に同行してほしいと頼まれたタツロウ。ひとりでは受け止めきれない巨大な運命に、必死で向き合う人々の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジロリン
2
個人的印象としては、東日本大震災つながりは1巻を読んだ時点で予想したより、アッサリめ。むしろ嫁の実家訪問のほうが本巻のビックイベントでした。おかげでキャラの造形に深みが出て、良いマンガになってきました。ただ、やっぱりこのペンタッチは慣れない・・・2013/01/19
よしゆき
2
震災による元同僚の死というのが、本当に悲しくやりきれない。2012/12/25
yoo
1
亡くなった人の葬式よりも遺品を整理している時のほうが辛い。残り香が ありすぎてやるせなくなる。これ以外のエピソードも生々しく、本当に作者自身の経験も多分に含んでいるのだと思わせる。それでも重すぎる雰囲気にならないのは、この夫婦故なんだろうか。2013/01/22
おもてびと
0
2014年で出会ったマンガで一番好き!の2巻。3.11の描写から、日常の中に違和感と不安とが混ざって…。目の前の主夫業を丁寧に大事に向き合うあまり、じゃあそもそも何を目指してたのか、分からなくなって。ほんっと考えさせられる。2014/12/31
IysKG213
0
相変わらずな夫婦。ただ、3.11で友人を失った描写があるため若干重い。が、それでも重くなり過ぎないとこがいい。銀狼との勝負はオチも含めて好きな話。2013/08/11