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内容説明
今こそ伝えたいことがある――NHKアナウンサーとして大人気を得、四百万部を突破したベストセラー『気くばりのすすめ』で知られる著者が、新たに書下ろした「心」のテキスト。他人の本心の気付き方、「思いやり」の特効薬、個性を伝える会話術、相手が心地良くなる食事作法、心が澄み渡る直筆の効用、女性が美しくなる言葉づかい、悲しみとの付き合い方、躾と行儀の奥義……豊かな人間関係を築ける「29のゼミナール」。
目次
急須の注ぎ口の心づかい
もう一度、紙と鉛筆から始めよう
テレビやゲームの時間を半分に
夕食の時にテレビを消せますか
携帯電話を離し、手には本を
食事の作法はその国民の作法である
心づかいを映し出す行儀の良さ
美の極限にあった心づかい
心づかいが良い言葉を生む
お願いです。赤ちゃんを産んで下さい〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
12
携帯持ってないし、テレビを見る時間より読書時間の方が圧倒的に長い私ですが、それが良い状態だとは思ってないなぁ...人それぞれで良いんじゃないかと。あ、この書き方をすると怒られるかも (汗)2013/08/03
メタボン
8
☆☆☆☆ スマホを片時も離さず、口を開けばヤバイを連呼。確かにそんな光景は見ていて気分の良いものではない。絵の左側は印象を、右側は安定を表すというのは初めて知り、なるほどと思った。日本人にとって大切な心づかいを忘れてはいけない。2014/01/14
芸術家くーまん843
8
『心づかいの技術』鈴木健二・著 新潮社NHKのアナウンサーとして絶大な人気を得て、400万部突破のベストセラー『気くばりのすすめ』でも知られる著者が、「心づかい」をテーマに書き下ろした一冊。現代日本が失った「心」の問題が話の中心となっており、若い人には小言と取られそうな話も多いのですが、「心づかい」の本質を学ぶ、良いきっかけとなる一冊。たとえばわれわれの社会では、<交通事故が起ってから、慌ててそこにガードレールを造ったり、暗い夜道で悪者に襲われる犯罪が起ってから、急いで街灯をつけたり、防犯カメラを設置>す2013/06/29
じゅんつゆ
6
序盤は良かったけど途中から著者の功績自慢っぽくて…。「【目線】って言葉は自分がつくった」という説明も丁寧にされています。 心づかいを忘れた現代の若者の感想です。30年前に出版された【気くばりのすすめ】は400万部も売れたそう。2014/11/28
coldsurgeon
4
心遣い・気遣いの大切さを訴えてはいるが、残念ながら、How to 本ではないので、その技術は伝わらない。昔の「世間」と「社会」が明確であった頃を良き時代として大切にしたい、学びたい、目標としたい、という想いが書かれている。しかし、時間の流れにより、社会構造が変わってしまっているので、理想論のように思えてしまう。2013/07/17