講談社文庫<br> 琅邪の鬼

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講談社文庫
琅邪の鬼

  • 著者名:丸山天寿【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 特価 ¥608(本体¥553)
  • 講談社(2013/07発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784062775755

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内容説明

秦の始皇帝に不老不死の仙薬の入手を命じられた伝説の方士・徐福の塾がある、山東半島の港町・琅邪で奇怪な事件が続発。求盗(警察官)の希仁と、易占術、医術、剣術などさまざまな異能を持つ徐服の弟子たちが謎に挑む! 古代中国の市井の人々を生き生きと描いた痛快ミステリー長編。メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

64
なんとなく気になって。秦の始皇帝の頃のお話。いろいろ設定があるし、漢字の名前が読みづらい。なのにスルスル読めました。あんまり細かいことは気にしないで読んだのが良かったみたい。歴史ファンタジーの皮をかぶった本格推理ものですね。誰が犯人で誰が生きてて、どんなトリックか?ただ、真相は結構ドロドロ。そんな中で桃姫と根さんが素敵でした。2019/05/18

goro@the_booby

41
初読みの作家でしたが、これはなかなか面白かった。秦の始皇帝が統一した中国古代の港町で起こる相次ぐ奇怪な事件。伝説の方士徐福が率いる巫医たちが事件の捜査にあたる。これは何か壮大な物語の始まりに過ぎない感じなんだけど、この巻で起こる事件の解明も面白い。あざやかに究明する無心が謎めいてるねぇ~。これは次巻も読みたいわ。2017/11/25

ネムコ

9
キャラがステロ・タイプ。東王はいわゆる暴君だし、希仁はいい人すぎる。それでも、事件がどんどん起きてストーリーがテンポよく進んでゆくので、楽しく読み進めることができるのはさすが。実は先に「死美女の誘惑」を読んでしまっていたので、元祖・佳人が××だとは凄く意外だった。2013/11/15

陽介@中四国読メの会参加中

8
ノベルズ版既読、一部のキャラが実は…というのは覚えてましたが、基本的な内容ほぼ忘れてました。秦の時代舞台にしたミステリ。古代中国が舞台ですが蘊蓄や説明がくどすぎることなく、スイスイ読めます。登場人物が多くて、あまり個性の無い事件関係者が「えーっと、誰だっけ?」となってしまうことが多かったのが難点でしたが、それは多分自分の頭の問題でしょうねw「メフィスト賞受賞作」というイメージからはちと外れますが、上質のエンタメでありミステリでした。2013/06/24

アツシカ

7
僕は中国の歴史とかサッパリなんだけど不思議とするする理解できた。読みやすくわかりやすい。次々起こる怪事件、調査パート、鮮やかな解決とどれをとっても正統派なミステリ。すげえ強引に片付けた謎もあったけどそれもまた良し。ハッタリって大事だよね。あと、終盤突然少年漫画よろしく一対一のバトル展開になったのには笑ってしまった。いや面白かったしいいんだけどね2018/01/16

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