内容説明
街が空中に浮かべられるくらいの近未来――特有幻想（ディアレクト）という異能力に覚醒してしまった者たちは、一般社会から隔絶された浮遊学園都市《楽園（カナン）》に集められていた。柾貴は菓子作りが趣味の平和な高校生だったのに、最高レベルの幻想具現者（グローバライザー）と判定され転校してくる。再会した幼馴染みのシャーリーと、物静かで不思議な少女アリス。ふたりは、幻想悪用の校則違反者を取り締まる《規律委員（ブレイカー）》の最強ペアだったが……ささいな口論からチームを解消してしまう。しかも、柾貴は最高レベルだという理由でアリスから、新しいパートナーに選ばれてしまい……!?
最強！最凶？紅茶とお菓子の異能学園バトル――レベルＭＡＸで開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メロリン＠5月は再読強化キャンペーン！
36
某作品がベースになってるであろう作品ですが、個人的にヒロイン二人と柾貴の距離感というか関係性がとても好きです。作中ではティータイムのシーンが多数登場しますけどとても良かったと思います。ティータイムしながら読んでみるのもいいかもしれませんね。2013/11/22
ゴローさん
35
アリスとシャーリーの凸凹コンビが良い味出してます。主人公の能力は他の異能バトル作品ではありえない能力で今後どう話が転がるのか楽しみ。《妖精進撃》のダチョウが良い奴でしたね…今後柾貴のパートナー的な立ち位置で登場してくれる事を期待してます。1巻の時点で2巻の刊行が決定しているらしくそれに伴ってストーリーとしては少し薄味な気もしましたがそれ以上に世界観やキャラの掛け合いが素晴らしく文句なしの良作2013/10/16
朝夜
32
『ようこそ､ぼくの世界へ』読了。どこかで見たような設定が多かったがとても面白い作品でした｡無能力扱いなのに超強くて軽く無双する主人公が多い中､この主人公の能力は攻撃力は無いけど個人的に凄く好きです。そして若干痛いけどとても可愛いｱﾘｽのｷｬﾗが最高でした!流石ﾛﾘｺﾝ作者!!(ﾏﾃ ｼｬｰﾘｰの底抜けな明るさも好印象で読んでいて楽しかったです｡ 続きも期待してます。2013/07/28
アウル
30
どこぞの学園都市やねんと思いながら読んでいたけども普通に面白かった。ダブルヒロインが荒事担当なので主人公が癒し担当をこなしているな。話も読みやすくわかりやすいし各キャラの性格も良かった。安心して読める作品。2013/10/28
るか
18
設定は某学園都市とかどっかで見たことあるの感じがしますが面白かったです。主人公の能力がお茶するくらいにしか役にたたなそうなのに随分でしゃばるなぁと思いました。主人公っぽいですけど。話は読みやすいしわかりやすいのがいいですね。ヒロイン二人の性格が対極的でそれでいて信頼していて喧嘩しながらも一緒に戦う姿は微笑ましくていいです。主人公の能力の使い方が面白さの鍵を握っている気がする。2巻も楽しみです。2013/10/19
