悪党の詩

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悪党の詩

  • 著者名:D.O【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 彩図社(2020/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801303966

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内容説明

練馬レペゼンのギャングスタラッパー、D.O。彼ほどヒップホップを体現しているラッパーもいないだろう。
ゲットーの輪の中で育った幼少期、警察沙汰が日常だった少年時代、ヒップホップに出会い、音楽に打ち込んでいくようになる道のり。そしてラッパーとしての名声を得て、セカンドアルバムリリース直前に起こった……逮捕。その後の復活。そして再びの逮捕。
その行動のすべてに D.O のラッパーとしての生き方、哲学が詰まっている。身に降りかかるあらゆるトラブルを受け止め、ラッパーとしての養分に変えていくD.O。そんな彼の自伝が面白くないわけがない!
どのページをめくっても信じられないエピソードが満載。ストリートと暴力と音楽とメイクマネー、すべてひっくるめてこれが自分だと笑い飛ばす、究極のラッパーの自伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

86
練マザファッカーズには、なんか既視感が…と思ってたら、中川家のお兄ちゃんだ! お兄ちゃんファンだから、放送見たんだった。「~メーン」て、囲まれたお兄ちゃんが緊張した面持ちで言ってたの覚えている。池袋ウエストゲートパークの抗争とか、窪塚洋介君人脈とか、なんかつながること多し。さて、作者は、なんでも捉え方がポジティブだ。ひどいことまで素直に消化してる。でもね、捕まったらダメだよ。そして、出てくるヤングレ的ギャングやエイベックスの話に、沢尻エリカの今後も心配になった。知らない世界の話は少し怖かった2020/02/22

harass

72
読メのレビュで初めて知ったラッパーの自伝。ようやく借りる。2018年に大麻でパクられ服役直前に出版。悪すぎで、中学のときに「給食だけ食べに来るだけでいいからと」教師に言われる始末の彼が語る生き方。いやあ濃すぎる。平凡とは真逆な人生。ぼやかしているグレーな部分からわかるポーズだけではないマジの日本唯一のギャングスタラッパーだわ。しかしこのコミュ力とんでもないわ。オススメ。2020/06/10

ばんだねいっぺい

24
 自分は、「街風」の「no pain no gain 」でいいなぁと思った。 「ウルリン」へ行き着くまで、そして、その裏ではあんなこと、こんなことが、そして、「im back」。虫プロとの繋がりは意外だったが、納得。この人は、タフだし、統率力もあるし、学習する人。今後、どんな曲を出してくれるか、楽しみ。2019/10/12

zirou1984

19
驚くほどに笑っちゃうエピソードの数々を常識外れな語り手が淡々と綴っていくその手法は、まさに南米のマジックリアリズムそのもので超面白い。練馬発刑務所行ラッパー、D.O.がムショ勤め直前に出版したこの自伝は、楽曲そのままに不思議と癖になるその過剰さと「練マザファカー⤴」を始めとする人を食った言語センスが読み手をとことん楽しませてくれる。一度目の逮捕で発売中止となったアルバムの原盤権が曖昧なため今後も日の目を見ることがないのは残念だが、やはり何度でもカムバックしてそのスタイルを貫き通してほしいんだメーン!2019/11/12

ベンアル

12
週末、西早稲田の9sariカフェに行って、現地で購入。残念ながら、漢もDOも店にはいなかった。内容としては、ラッパーDOの生い立ちから2回目の逮捕までの半生が書かれている。見た目やラップから奇抜なラッパーだと思っていたが、けっこうハードコアな内容だった。自分はバラエティのリンカーンで知ったので、その時の裏側やその後の話がけっこう面白かった。2023/07/10

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