内容説明
ブーケは花嫁の手を離れ、宙に舞った。次の瞬間、3人の女性が同時にブーケを手にしていた――決して結婚しないと誓った3人が。そのひとり、クレアは愛する人を亡くして2年たつが、結婚する気などまったくなかった。心の傷がうずき、誰かと親密になることも考えられないのだ。ところが義理の妹に頼み込まれ、クレアは義妹の夫の上司に部屋を貸すことになってしまう。そして現れたブラッドの顔を見たとたん、彼女は驚いて頬を赤く染めた。予想外に若くハンサムな彼はその日、公園でクレアの唇を奪い、心を掻き乱した男性だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
6
⭐⭐⭐ブーケトスでブーケを手にしてしまった女性3人が独身を貫こうと誓い合ったにも関わらず結婚してしまうシリーズもの第1弾。ヒロインは未亡人。大企業経営者が家庭の雰囲気がいいと、未亡人の部屋を間借りすることに。あり得ない感じでご都合主義的な展開。ま、でも、薄いしサクッと軽いロマンス本。3人のうちのボビーは花婿が好きだったんたけど、なにかあったみたいな伏線が。気になる〜。2014/11/08
マーガレット
1
亡くなった妻の代わりに、母親だけをやらされたクレア。でもクレアだけを責められない。長年世話をしてきたサリーも結婚して家を去り、クレアはひとりぼっちの家にアメリカ人を下宿させることに。それが恋の始まり。両親共亡くなっていて、とかの悲しい設定はイヤだな。もっと明るい設定が好きですね。2020/03/22