内容説明
寺山修司追悼公演のポスター貼りを機に、その「ポスター貼り」を生業にすると決意。そこから人生が激変する――。演劇そして寺山修司を愛する人々の姿とともに自らのありえない人生を綴る波瀾万丈エッセイ。
目次
はじめに 考えはじめたら起業なんてできない
第1章 「ポスター貼り」誕生
第2章 ポスターハリス・カンパニーを作る
第3章 ポスターハリス騒動記
第4章 ポスターのある街
第5章 ポスターの意味
第6章 ぼくが好きなポスターたち
あとがき ぼくはポスターを貼り続ける
文庫版あとがき ぼくは、さらにポスターを貼り続ける
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ますりん
3
とある渋谷の居酒屋で、たまたま居合わせた著者と一言二言だったけど言葉を交わさせていただく。帰られたあとでいろいろ話を聞くに、間接的に実は自分の人生にもちょっとだけ関わっていたことを知る。 加えてたまたま千葉市立美術館の展覧会で著者のポスターハリスカンパニーから提供されたポスターが展示されていることを知って観に行く。さらに、読了後に某商業ディベロッパーの皆さんと飲んだ時にこの本の話をしたとき、さらに当時のいろいろな話を聞くことができた。こういうことがあるとき、人生って面白いかもな、と少しだけ思う。2018/12/16
Asaya
0
面白かった。演劇に携わっている者なら名前くらい聞いたことのあるポスターハリスカンパニー。まさしく社名イコール業務だが、その設立経緯や実態は知らなかった。誰もやらないことをやり続けるという、ビジネス本の側面もありながら、ポスターを通じての60年代から現在までの演劇史でもある。ホントに面白かった。こういう生き方もありだなあ…2013/05/07
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