内容説明
園芸業を営む蔵本翔は身元確認で訪れた監察医務院で、2年7ヶ月前に別れた妻の死を知る。自殺か事故に思われたその死には、踏み込むほどに物騒な事情が横たわっていた……。篝火草(シクラメン)のように儚い妻の真実を知ったとき、翔はすべての過去と向き合うことになる。ミステリー文学大賞新人賞受賞作家が描く、哀しみと緊迫感に満ちた傑作サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
20
人面獣心のような敵役でしたね。別れた妻の死因を探っていくと、ありがちなミステリですが退屈しませんでした。2013/06/15
一五
11
重そうかと思って後回しにしてたが、やっぱどんよりめ。主人公翔の元同僚 今探偵樺島が良い、樺島で一冊書いてほしいほど2025/02/24
朝霧
3
普通の人が元妻が死んだ理由を探して行くという感じ。ノウハウは少しはあるけど鈍い。それは普通だからかなぁと思いました。変わりに相棒やら子供が普通じゃなかったけど(笑)敵は馬鹿だけど、今ってああいう浅はかな方が多いんじゃないかなって思いました。2013/05/24
杏
1
途中まで読んで気付いたけど、再読だった(笑)。 中だるみ感がもうちょっとなんとかならないものかー。いっそ2時間ドラマにするのがベストかもしれませんね、これ。ちょうどよくまとまる感じ。 主人公の負った業はすごく深いけど、周囲のキャラクターがいい味出してるのでそこはとてもよかった。2014/04/10
あーさー
0
某所でのレビューがあまりよろしくなかった作品。海野碧さんは嫌いじゃないので、中古に「落ちて」いたため読んでみましたが確かに終盤の展開は無理が多かったです。主人公をはじめとするキャラ設定も“そんな人いるかねぇ”という感じでしたけど、なにせ110円だったので不満なく読みました。2022/04/26
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