出版社内容情報
拉致、靖国参拝、領土・領海、歴史認識等においてアジアを煽っているのは誰か。マスメディアが伝えない「反日」の構造を明らかにする。
2004年夏のサッカー・アジア杯中国大会における中国人サポーターの“剥き出しの反日感情”は、いまだ記憶に新しい。日本人選手へのブーイングや口汚い野次は「中国人の民度の低さ」「反日教育の“成果”」と言ってしまえばそれまでだが、著者の独自の取材と分析によれば根はより深く、日本を巻き込んだ「反日ネットワーク」ともいうべき構造が見えてくる。
▼拉致問題、靖国参拝問題、領土・領海侵犯問題、歴史認識問題等においても、中国、韓国、北朝鮮の横暴ぶりは目に余る。韓国における「反日ぶり」も以前にまして凄まじい。『冬のソナタ』によって韓国ブームに沸いているが、そのブームに潜む危険性を著者は指摘し、ブームがいかに「仕掛けて創られた」かを描き出す。中国、韓国、北朝鮮の反日トライアングルがなぜ生まれたか。歴史認識の転換で、日本を見る新しい視線が持てる。
▼マスメディアが伝えない、アジアにおける「反日」の構造を明らかにする。
●第1章 <反日ファシズム>の襲撃
●第2章 メディアの解体―ワールドカップと北朝鮮報道の正体を暴くネットの力
●第3章 「2ちゃんねる」は<閉ざされた思考空間>を破る
●第4章 拉致家族と『朝日新聞』&筑紫哲也氏の深すぎる溝
●第5章 北朝鮮を崩壊させる法、あります
●第6章 8月15日靖国参拝に雨が降る。
●第7章 「冬ソナ」と日韓友好ブームに潜む危機
●第8章 終りなき中国の「反日」―アジアカップ中国大会で見えたもの
●第9章 殉職―外交官・奥克彦氏と井ノ上正盛氏の「日本」
内容説明
日本のアイデンティティを揺るがす文化的、歴史的危機が迫っている!国の内外の「反日」勢力にいかにこの国が日々食い亡ぼされているか、細かな情報に通じる著者が、緻密に追及。
目次
第1章 “反日ファシズム”の襲撃
第2章 メディアの解体―ワールドカップと北朝鮮報道の正体を暴くネットの力
第3章 「2ちゃんねる」は“閉ざされた思考空間”を破る
第4章 拉致家族と『朝日新聞』&筑紫哲也氏の深すぎる溝
第5章 北朝鮮を崩壊させる法、あります
第6章 八月十五日、靖国参拝に雨が降る。
第7章 「冬ソナ」と日韓友好ブームに潜む危機
第8章 終わりなき中国の「反日」―アジアカップ中国大会で見えたもの
第9章 殉職―外交官・奥克彦氏と井ノ上正盛氏の「日本」
著者等紹介
西村幸祐[ニシムラコウユウ]
昭和27年(1952年)東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科中退。在学中、『三田文学』の編集を担当。『ニュー・ミュージック・マガジン』を経てF1、サッカーを中心にジャーナリスト活動に入る。日韓ワールドカップを機に歴史認識問題やナショナリズム、北朝鮮の拉致問題に関する取材、評論を展開。現在、スカイパーフェクTV!ch767「日本文化チャンネル桜」で「報道ワイド日本ザ・クリティーク」のキャスターを務める
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