内容説明
怪人討伐の依頼──学園長のシャルロットに詐欺まがいで巻き込まれた橙也。その怪人とは橙也のかつての仲間だった。 これで一件落着と思いきや、このソフィアという怪人の少女は、橙也に付きまとうようになる。なにか面白くない凛奈。逆にそれを面白がるDH学科三馬鹿トリオも加わり、お子ちゃま少女凛奈はさらにもだえるのだった。 そんなラブコメ青春を謳歌する橙也たちの一方、実はソフィアには重い使命が負わされていた。その裏にはワールドクラスの組織も関与しているようで!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
8
同じ文章が繰り返し使われるのが気になった。 あとロリババアが微妙に役に立たなかったり、二巻目でスキーに行くなど結構序盤は意外な展開。 ただこの作品の悪や怪人は明らかに悪いことをしていないので良くも悪くも逆転現象が起きている。2013/09/25
ころん
7
学園長に連れられ訪れた雪山でかつての仲間ソフィアと再会する橙也。ソフィアは凛奈達とも仲良くなるが、都市伝説的存在である異空監獄アルカトラズに司法契約『呪印』を施されていた。怪人や秘密結社等どちらかというと悪サイド寄りのキャラが多いのに良い人ばかりで、悪ってなんだろ、正義とは、と思わされる。でも基本的にはコメディタッチだから読みやすい。守られる存在だった凛奈が形見のマントと引き換えにしてまで橙也を守ろうとして。橙也と凛奈の関係は再スタートをきったけど、続き出たらいいなぁ。クラスメイト達の話が読みたい。2013/04/21
晦夢
5
凛奈がイカス。橙也の昔の仲間が登場。嫉妬凛奈可愛い。あとシャルロットが可愛い。正義と悪の立場が逆転してる。自分を正義と言ってる分むしろより厄介。この作品好きだわ。2014/01/21
シュエパイ
5
前大戦で失われたはずの仲間との再会、そして正義の味方同士としての敵対……。そんなことはさておいて、あのネーミングセンスはやっぱりないかな、うん(笑)まぁ、結社のドンのネーミングセンスも,大概ひどかったしなぁ・・・(遠い目)2013/05/07
nawade
5
★★★☆☆ 凛奈の正義の味方の味方を目指すという主張に従って行動してきた主人公が昔の仲間と再開し、改めて自分の在り方を見直すお話。一巻よりもシリアス成分高めで進んでいます。そのせいで展開自体は悪くないけど、作者の良い所であるノリの良さが活かされていないのが残念。シリアスとコメディのバランス、それが今後の課題になってくるのでしょうね。続刊が出るとしたら姫沙希がキーキャラクターになるのだろうか?2013/04/10