織田武神伝(2) 東国騒擾篇

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織田武神伝(2) 東国騒擾篇

  • 著者名:桐野作人【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • アドレナライズ(2024/03発売)
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内容説明

京では信忠・信孝・秀吉の三者が激しく睨み合っていた。信孝は前代未聞の禁裏参内を強行し、近衛相国の行方を追及する。一方の信忠も、父信長の法要を名分についに京洛制覇に乗り出した。京の冷戦をよそに、東国に火が噴いた。火元は家康である。武田旧臣の一揆を口実に、家康は怒濤のように甲斐に侵攻した。信忠の宿老だった河尻秀隆は武田忍群の凶手により暗殺される。また上州では滝川一益が神流川の合戦で北条氏直に大敗を喫した。信忠の東国支配は崩壊の危機に瀕し、於松は信忠の身を案じる。安土から岐阜へ戻った信忠は信濃出陣の機を窺うが……。秀吉が信忠との対決姿勢を鮮明にし、信孝は破滅の道をひた走る。信忠を軸とした群雄の抗争はいよいよ白熱した正念場を迎える。
 圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第2弾。

●桐野作人(きりの・さくじん)
1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。