内容説明
1850年、江戸。浪人に襲われ、最愛の母を殺された少女・凪。天涯孤独となった凪は、近藤勇に助けられ、近藤が営む道場「試衛館」で暮らすことになる。 捻くれ者の美青年・土方歳三、強気な美少年・沖田総司、個性豊かな男たちとのにぎやかな日々に、凪は明るさを取り戻していく。 しかし、幕府への反発が高まり、世の中は徐々に不穏に。 倒幕運動が激化するなか、幕府を命がけで守る人斬り集団“新選組”となった彼らには、壮絶な運命が待ち受けていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みぃ
5
沖田君がイイ感じの役やってる。薄桜鬼見てたから、斎藤さんのイメージが意外だった。でも面白かった!!2013/07/23
綾
3
いつもなら新撰組をもとに…といっても人物の名前だけ使ったものが多かったけれど、この小説はしっかり史実を参考にしていて良かった。正直そこに関しては期待していなかったので、感心した。 主人公が無力でこの時代にはもどかしいけれど、頑張って欲しいと総司とのことも応援したい。2017/08/26
秦
3
前に一度ちょっとPCのほうで見たことがあって 書店でホロホロしてて、文庫化されてたのにびっくりです!けどちゃんと読んだのはこれが始めてです。帯のアオリを読んでどこで泣かせてくれるんだ!?と待ってましたが、上巻の方ではどちらかというと甘さの方が強かったです。 沖田くんのヤキモチかわいいなぁ・・・ 斉藤さんのあの大人な感じもいいなぁ・・・・ この二人大好きです!後ろの方についている新選組の絵、めちゃくちゃカッコイイです!2013/06/13
蘭@ヨーデル、ヨーデル
0
新撰組というと薄桜鬼のイメージが強く、なかなかなじめず大変だったが、読んでるうちに世界観がわかってきて楽しめた。総司と凪がこれからどうなっていくのかが楽しみ。下巻を早く買いたい(笑)2014/11/10
color sound
0
今まで読んだ携帯小説の中でも特に感動しました。どの時代にも活躍して、命を落としている人がいると思うと人間って儚いし、切ない。でもいろんな時代で命を落とした人がいるからこそ、今の私たちがいるんだと思う。この本がきっかけで新撰組に興味を持ちました。2014/02/19