- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
2013年3月、東北新幹線で、日本最高の営業速度320km/hが実現する。フランスなどと違って環境基準の厳しい日本でこの速度を実現するには、経済性・安全性・快適性も含む多くの課題をクリ アするための技術が重要になる。本書はその技術を解説するほか、世界初・蓄電池と軽油を併用するハイブリッド気動車、地震による被害を防ぐ「ユレダス」など、鉄道が好きな人ならば知っておきたい鉄道技術を網羅。さらに世界の鉄道の現状や国内外の車両メーカーも紹介する。■鉄道先進国の最新技術を導入した東アジアの高速鉄道 ■直流電動機から交流誘導電動機へ――モーターの進化 ■乗り心地を改善するアクティブサスペンション ■ヒューマンエラーに対処する――ATS ■長大鉄道橋・瀬戸大橋に見る橋梁技術 ■超電導磁気浮上式鉄道とリニア中央新幹線計画のゆくえ
目次
第1章 国内外の高速鉄道最新事情
第2章 高速走行を実現する技術
第3章 安全性を支える技術
第4章 強固なインフラを構築する土木技術
第5章 快適性を求める技術
第6章 車両メーカーと世界の未来地図
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴァン
5
海外に比べて日本の鉄道はどのくらいの水準に位置しているのか、そんなことがこの本を読み終えると把握できる。高速鉄道の技術開発の経緯、車両形状や動力のしくみ、安全に走行するための軌条の構築などについて図版を駆使しながら、分かりやすく解説する。2018/11/10
issy
0
車両の駆動方式、足回り、パンタ、レールから運行管理や列車制御、トンネルや橋梁の土木建設技術に至るまで、日本の鉄道に関する幅広い技術のエッセンスがギュッと詰まった濃い新書。新幹線の開業以来の安全性は、インフラ設計方針から車両制御システム、運行ルール、保守など数多くの施策の組み合わせで保たれていることがわかる。2014/08/31
いえのぶ
0
日本の電車を中心とした鉄道の技術を素人にも理解できるように解説している。タイトルから推測できるようにとっても真面目な方が書いていると思う。鉄道の安全性や快適性を支えている電車だけにこだわらない様々な技術を紹介している。2014/06/25
Teo
0
この手の鉄道技術系の本をしばらく読んでいなかった為にそろそろまた新しい物がたまっている頃だろうと思って久しぶりに買った。漫然と思ってはいたが、新幹線の速度向上はめざましい。子供の頃に馴染んでいたのが210km/hなのだからあの時代よりも100km/h以上も速くなっている。つまり、相対速度は歩いている人と100km/hで走っている車との違いほどもあるのだ。比較してみたら驚きだ。2013/06/25
-
- 電子書籍
- 恋をふたさじ 分冊版 12 マーガレッ…
-
- 電子書籍
- 高収益&高年収業界企業地図(週刊ダイヤ…
-
- 電子書籍
- 仮面の女 コミックレガリア
-
- 電子書籍
- 来世を誓って転生したら大変なことになっ…
-
- 電子書籍
- 結城拓馬(3) やわひだ探り