内容説明
武田信玄、北条氏康、毛利元就、織田信長、豊臣秀吉、加藤清正、徳川家康、藤堂高虎、伊達政宗……戦国大名の城を通して、彼らの野望や戦略を読む!
目次
第1章 戦国時代の城―中世の山城(武田信玄の城 北条氏康の城 毛利元就の城 ほか)
第2章 織豊期の城―近世城郭の誕生(織田信長の城 豊臣秀吉の城 加藤清正の城 ほか)
第3章 近世の城―近世城郭の完成(徳川家康の城 藤堂高虎の城 伊達政宗の城 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
17
誤記がちらほら目立つのと各城のマップ図面が無いのが不満ではあったけど、各戦国大名の城の特色と変遷が分かりやすくて良かった。大名個人にスポットライトを挙げるならば信長から秀吉にかけての織豊系城郭の流れを引き継ぎつつ、それぞれ独自の近世城郭を完成させた加藤清正と藤堂高虎が特筆すべき存在であろうか。2023/10/03
文章で飯を食う
13
筆者の「図説・戦う城の科学」を読んで、おもしろかったので本書も読む。読み物としては良かった。ただ、城を知る点では、図が少なくて、わかりづらかった。曲輪とか馬出しとか言われても、文章だけでは分からない。前書を引っ張り出して見返しながら読み通した。城の内容が分かれば、城を巡る話はおもしろかった。2016/03/12
奈良 楓
4
織田豊臣時代と徳川時代の城のコンセプトの違いが面白かった。ただ、「馬出」など専門用語が多すぎるのが難だった。写真より、図示をしてくれた方がいいように思う。2014/07/02
ばんちゃん
4
戦国初期の土の城から信長、秀吉の石垣と天守で権威を誇示する城へ、更に徳川の天下普請の城までの流れを城ガールが解説。どの時代の城も魅力的で、全部行ってみたい。2013/10/04
ホッタタカシ
4
ビギナー向けのお城解説かと思いきや、意外に本格的な「城郭批評」の入門書で読み応えあった。武田流と北条流の差など、築城術という観点から見た戦国大名の思想背景、中世城郭から近世城郭へと向かう過程の歴史背景など、城好きでも曖昧に認識していたことをわかりやすく整理してくれる。築城文化が飛躍的に進歩した織豊時代の城の魅力を、安土城、秀吉大坂城、熊本城を例にくわしく解説してくれるのもよい。しかし、行ったことのない人にはわかりづらい箇所も多く、もう少し図版があると、なおありがたかった。2013/05/25
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