少年チャンピオン・コミックス 空が灰色だから 5

著者名：阿部共実

秋田書店（2013/10発売）

• ISBN：9784253217194

内容説明

10代女子を中心に、人々のうまくいかない日常を描くオムニバス・ショート11篇。コメディか、ホラーか、背徳か、純真か、説明不能の“心がざわつく”思春期コミック、最終巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

「マルラマルシーマルー」のトランシーバー効果の連呼には爆笑したが最終話の強烈さはかなりきた。全巻通して最強の痛々しさ。この作品はこの巻でおわりだが阿部共実の独特の作風はまたなんらかの形で読んで心のざわつきを味わってみたい。

2013/03/28

[exsoy]

最終巻。ネタ切れなのか割とマイルドだった。

2020/05/01

[kanon]

完結。ここまで話題になったし売り上げも悪く無いとおもうけれど５巻…。いや、これで丁度良かったのかもね。マンネリ化になる前に切っちゃう。そして一番気になっていたのが最終回の話の内容なのだけど、こうくるかと。もう後味が良いわけがない。はあ…で終わる。せめてその後に作者のコメントみたいなのがあれば良かったんだけど、それすらない。というか全巻通して一回もない？おまけページみたいなのは表紙裏で済ませてるけど。でもこういう不思議な雰囲気が好きだったのも事実だし、読み終わっても良い作品だったと胸を張って言える。天晴れ！

2013/08/19

[ゼロ]

最終巻。ぼのぼのとしたお話が増えてきた中で持ってくる最終回「歩み」。彼女が許さないでくれと願ったのは、なぜだろうか。踏み躙った友情なのか踏み躙らせた自分なのか不条理な友人なのかはたまた社会だろうか。最後まで落ち着かせることなく、読ませた作品でした。

2014/05/09

[ナチュラ]

５巻で完結。　短編集なので何巻から読んでも問題はない。　最終話「歩み」は何度か読んでいても　いつも涙が出てしまう。　私が涙もろくなっただけかなぁ...。　阿部共実さんの作品は全部読みたい。

2018/02/11