内容説明
八神花梨は人や物の記憶が「視」える。そのためコミュ障だった彼女も超能研の活動のおかげで人と関わるようになり、智一も彼女の変化を喜ばしく感じていた。しかし、差出人不明のラブレターが百道に届き状況が一変。百道からラブレターの主を見つけるようお願いされ、奈緒からは疑似デートに誘われる。悩む智一に花梨までも体の不調を訴えてきた。部活内に不穏な空気が漂いはじめるが--。不思議可愛い花梨の謎に挑む新感覚ラブコメディ最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さばかん
8
敗北を約束された幼馴染みの女の子を見ているのは相当に心が痛みますね……。 一緒に叫びましょう。 「リア充爆発しろ!!」と。 七尾さんはなんかどっちに気があるのかよく分からない感じだったけど、やっぱり百道くんでいいんですねぇ。 八神さんが可愛いのはもう仕方がないんですよ……。 良い最終巻でした。2013/03/02
半熟タマゴ
7
3巻にして最終巻。もっと八神さんを見ていたかったけど、最初から最後まで可愛かったし最後には幸せそうな姿が見えたから満足です。気になってた七尾さんと百道の関係も進展してすっきり。あの後のデートの様子が気になるから番外編とか出たりしないかな。八神さん視点や七尾さん視点の話も読んでみたい。2013/04/21
ごぅ。
6
これは、わざとなのか、、だとしたらとんだ悪女ですよ。。。なんて可愛さ。。。名言「カロリーは美味しい」に加え、今回も言いまつがいが素敵です。。。もう超能力どうたらにこだわらなくなったところもより話がいい方に行ったと思います。。2013/08/04
ころん
6
超常能力研究部として依頼募集のポスターを貼りだすと、早速漫画研究部から依頼が。元部長のイベント参加の手伝いをすることになるが、この依頼がきっかけで百道の身に事件が起こり、奈緒と八神さんは様子がおかしくなってしまう。ラブコメ分大増量な最終巻。八神さんとかいう小動物が可愛い、とにかく可愛い。自分の気持ちをちゃんと向き合う主人公も良かった。奈緒と百道もうまくいきそうだし、睦月とも仲直りできたし、ハッピーエンドで良かったー。読んでて優しい気持ちになれる明るい雰囲気と甘酸っぱい放課後感が好きなシリーズでした。2013/03/15
藤崎
6
不思議系小動物型ヒロインをひたすら愛でるお話、3巻にして完結。今回は謎解き部分は控えめにして、シリーズをしっかり畳むことに注力してる印象で、人間関係は一通り決着がついて終わっていました。正直もうちょっとぬるくて甘い展開を続けたり内面や背景を深く掘り下げてもいいのにもったいない、って気持ちもありますが。そして幼馴染の負けシーンに力入りまくっててこの作者まさにドS。ともあれ、可愛くて可愛いヒロインのすこしふしぎな物語として無駄なく綺麗にまとまってたと思います2013/02/28