角川文庫<br> 英傑の日本史 激闘織田軍団編

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角川文庫
英傑の日本史 激闘織田軍団編

  • 著者名:井沢元彦【著者】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • KADOKAWA(2013/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044003104

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内容説明

「本能寺の変」で得をした前田利家、徹底して秀吉に逆らい「悪人」となった佐々成政、信長を残忍な男に変えた浅井長政――。波瀾に満ちた男たちのドラマに迫り、勝者が敗者を書き記す歴史の虚実を読む!

目次

前田利家
佐々成政
柴田勝家
佐久間盛政
丹羽長秀
明智光秀
滝川一益
河尻秀隆
織田信孝
織田信雄
織田信忠
織田秀信
織田秀勝
織田有楽斎
織田信行
津田信澄
津田信弘
浅井長政
足利義昭
松永久秀

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

136
織田信長配下の武将達の歴史の虚実に迫る。読了して感じるのが、やはり歴史は勝者が造るということ。本能寺の変後に織田家を簒奪した羽柴秀吉の悪人さ。織田信孝、柴田勝家、佐々成政ら敗れた者達には織田家の天下を守るという正義があったが、秀吉の天下となりそんな見方は消される。織田家の天下を簒奪した豊臣家。そして豊臣家の天下を簒奪した徳川家。歴史は続き繰り返す。本能寺の変への見解。織田信忠が山城から脱出し織田家の天下統一と、その後の政権運営がみたかった。知的好奇心を刺激される斬新な作品です。他作品も読みたいと思う。2018/01/28

gonta19

120
2013/2/24 Amazonより届く。 2018/5/1〜5/10 織田信長に関係した武将の人物伝。良く知っている武将からマイナーな武将まで、中々興味深い。ふと思ったが、ヨーロッパでは中世の同様の本があったりするのだろうか。2018/05/10

ちばと~る

21
佐久間盛政からスタート!!だけど佐久間信盛は???林通勝も荒木村重も載ってないぞ〜!!!でも佐久間盛政と川尻秀隆のお勉強のなりました。満足!!!2014/06/28

maito/まいと

20
引き続きの井沢本。今回は織田家武将編。この本もまた紹介武将ラインナップはかなり豪華。信長の項はないものの、他者を通して信長の人物像が浮き彫りになってくる構成になっているので「知らない人ばっかり~」とおっしゃらずに是非ご一読を(ま、「逆説の日本史」をはじめとして、この中世は関連書籍がいっぱいあるので重複している要素はあるけれど・・・)佐久間盛政や浅井長政の項で「ん?」という箇所もあったけれど、史料を全てと思わず、前後の展開から推測した‘真実’を恐れることなくぶち込んでいく井沢節は今回も健在です☆2013/06/24

シュラフ

12
この本では、織田軍団について井沢元彦が目からウロコの歴史の真実を解釈する。驚きの点としては、①秀吉は主である信長の未亡人と孫娘を磔にした大悪人 ②姉川で奮闘した浅井長政軍というのは実はウソで実際は信長軍の一方的大勝 ③信長はもともとは敗者・身内に対して寛容な男 ④信長は松永久秀の三大悪事(主家滅し・将軍殺し・大仏焼き)を褒めていた。歴史は為政者によって歪められる。歪める理由は自己の政権を正当化しようとする思惑である。我々が現在の社会を見る際にも、何が本当で何がウソなのかという視点は必要である。2014/06/29

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