内容説明
英国コスタブック賞、受賞作品。
文明が滅びた世界。ひとりの少女が立ち上がる…。
黒い髪に茶色の瞳をもつ少女サバ、輝く金髪に青い瞳の少年ルーは、冬至の日に生まれた双子だ。冬至生まれの男の子は特別な力を宿すとされ、王はその力を我がものとするため、夏至の前夜に、彼を生け贄にするつもりだという。捕らえられた牢の中で、それを知ったサバは、仲間と脱出を試みるが、そこは狂った王が支配する地獄のような世界だった…。王の住む地ははるか遠く、夏至は目前に迫っている。彼女は兄を見つけだすことができるのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
4
ネロみたいなコが側にいたらいいな。ヘルメスもよかった。脇役たちが魅力的。その後のジャックとデマロが気になる…続き読みたい!2013/12/26
朝霧
4
まだまだ続きそうではやく読みたいなーと思いました。個人的にイケとジャックの昔の話とかメイヴ視点の話も読んでみたいなーと考えちゃいました。2013/08/12
WHISKYCOKE
4
王道のストーリー。冒険とロマンス。ストレートだが、嫌いじゃない。2013/02/24
nightbird
3
王様は何でもかんでも自分でやろうとしすぎじゃないだろうか。そんなもん部下に追わせろよ!と思うような相手までいちいち自ら先頭に立って追っかけるからそういうことになるんだよ。まあそれはともかく、これで3部作の第1部が終了。せっかく未来世界が舞台なのに世界観がものすごくざっくり描写だったりとか色々惜しい部分はあるけど、ヒロインはかっこいいし脇キャラも魅力的で彼らのその後は気になる。2013/02/27
うにねこ
2
健気で賢いネロが良いです。デマロの最後のセリフがスゴく気になる。映画化が決定しているようですが、この原作がどんな風になるのかちょっと興味あります。2013/09/09