天然王子の宝石箱 〈５〉

著者名：木々【著】

秋田書店（2013/02発売）

• ISBN：9784253105880
• NDC分類：726.1

内容説明

フツーの高校生だったはずなのに、１６歳の誕生日に突然『貴石の王子』になったつばめ。それ以来、様々な宝石の精霊が見えるようになって……？　イマドキ男子×宝石の精霊のブリリアント・ファンタジー最終巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

大好きな鉱石がモチーフになった素敵なお話で楽しかった～♡鉱石の精霊たちと月光浴をしながら夜のお茶会。いいなぁ♡持つ者、持たざる者。奪う者、与える者、守る者。善と悪、光と影。真逆なような、隣り合わせの世界の美しさと儚さと蠱惑的な誘惑も含みつつ、楽しくて綺麗な夢のような世界でした。扉を閉めるのが惜しいぐらいに☆

2013/11/20

[カナン]

再読。木々さんの描く世界は性別というものがあまり重要でない…と云ったら語弊がありますが、キーにはなりつつも一般的な概念とか常識とかで括られた性差を限りなく自由に解放してあることが魅力のひとつだと思うのです。友情とか劣情とか恋情とかいう言葉でいちいち型に嵌めなくていい。天然の宝石みたいに煌めく心と心が一緒に寄り添えればそれでいい。少し寂しくて、切なくて、でもどろどろと醜く腐敗したりしない少年少女たちの繊細で綺麗な心。幻想的な美しさと可愛さ、透き通るように穢れを知らない少年達の世界へ、是非、あなたも。

2013/05/13

[薫子]

最後、ちょっと駆け足だったけど、綺麗にまとまりましたねー。やはり木々さんの絵は好みだ。石の世界のような衣装描かせるとピタッとはまります。

2013/02/20

[しまっち。]

パールと前王子の過去は悲しいけれど、今ノーテンキな王子でよかったね、と。これからは晃平も含めて楽しく同好会やっていくんだろうな～。木々さんの絵とノリは好き。今後もコンスタントに作品だしてほしいです。

2013/02/23

[かー]

終わってしまった～。私の中でとても癒しの漫画だったので終わってしまうのが残念で寂しいですが、謎が解けてスッキリしました。円満な最後で本当良かったです。パールも良かった。シドリドシリーズも積んでいるので次はそっちにあこうかなあ。

2013/06/23