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内容説明
大ヒット商品の発売を機に大きく変貌を遂げた米アップル社を内側から見てきた著者が、独自の視点でアップル、グーグル、マクドナルド、エクソンモービルなどの巨大企業を分析。一人勝ちをする仕組みを創り上げながら、産業やビジネス、消費の在り方を根底から変え、私たちの生活に影響を与える「私設帝国」とも呼べる企業たち。これらの帝国が支配する新しい世界のすがたを明らかにし、企業が構築するさまざまな仕組みの中で、私たちはどのようにそれらに対応し、生きていくかを考える近未来の指南書。
目次
第1章 アップルはどうやって帝国化したのか
第2章 帝国の仕組み
第3章 帝国で働く人々
第4章 食を司る帝国たち
第5章 個人情報は誰のものか?
第6章 政府を超える企業たち
第7章 石油依存
第8章 帝国の末端は本当に不幸なのか?
第9章 帝国と付き合う
第10章 ではどうすればいいのか?
1 ~ 1件/全1件
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
71
夜中の疲れているときに読みました。ゲンナリしました。 私たちの生活に欠かせない、エネルギー、食糧、情報技術の「ウラ側」が、 こんな風になっているとは…。 ・ファーストフード→マクドナルド ・エネルギー→マクドナルド・BP ・情報技術→アップル、Google、Facebook 特に衝撃だったのはファーストフード。 人間の口に入る食肉が、「あんな」育て方をされて、 「こんな」加工のされ方をしているとは…。2013/06/11
ごへいもち
27
面白く読みました。というか食が恐ろしい。面倒でもやはり肉屋・魚屋で買おうと思った。石油・自動車業界が己の利益のために鉄道会社を買収して鉄道路線を廃止してバス路線に切り替えたことでアメリカの鉄道が瀕死って「金>歴史・伝統・知性」という人のやることは恐ろしい2016/04/25
baboocon
20
「僕がアップルで学んだこと」の松井博さん(@Matsuhiro)の新著。面白い、という感想はこの場合不適切かも知れないが面白い。読みながら無性に悔しいと思った。現代の帝国と化した大企業の前になす術もない無力さに。それでもそれらのサービスや商品を全く使わずに生活するのは困難であろうことに。階層化している世界の労働市場の中で、ぬるま湯とも言える環境で漫然と働いているに等しい自分に。薄々とは知っている事柄が多くても、様々な具体例をこれでもかと見せつけられると衝撃は大きかった。2013/05/07
中年サラリーマン
17
企業が帝国化するとのことだがある程度だろうな。特に税金の納め方が恣意的だと国家が介入してくるだろう。だって国家は税金でいきながらえているのだから。グローバル企業になくて国家にあるもの、それは暴力。なのである程度で帝国化はとまるだろう。逆にある程度までならば著者のいう帝国化は進むだろう。しかし、著者が脅すほどその帝国化が一般市民に関係するかといえばそうでもないと思う。著者のいう帝国化が正しければ、ユニクロの正社員化はどう説明するのか・・・2014/04/29
ほじゅどー
15
★★★★巨大企業の内情を元アップル社員が暴露。グーグル、マクドナルド、エクソン、モンサントなどの分析も。知らないネタがたくさんあった。文句なしに面白い。2013/04/03
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