幕末妖人伝 時代短篇選集1

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紙書籍版価格 ¥785
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幕末妖人伝 時代短篇選集1

  • ISBN:9784094087987

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内容説明

時代を超えた衝撃の名作短編を収録。

幕末から明治を舞台に描いた山田風太郎の名短編を、文芸評論家・日下三蔵氏の編により収録した短編集。大きく変わっていく激動期に、あるものは自らの意志を貫き、あるものは時代に翻弄される人生を送った。
 無念流の免許皆伝の腕をもち、佐久間象山の下では、勝麟太郎とならぶ俊才と目されていた、立花久米蔵。蘭方の医者でもあり、妻は外国人の血を受け継いでいた。そんな彼が、黒船渡来で攘夷を唱える声に、異論を述べたことから悲劇が始まる、「ヤマトフの逃亡」。
 火事のため、伝馬町の牢屋敷から囚人の切り放しがあり逃げてきた、高野長英の最後までを描く、「伝馬町から今晩は」。
 ほか全七編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラーメン評論家・寺チュルチュル

27
堪能。別の短篇集で既読のものばかりだが、本来のこの書名の本でまとめて読みたかった。理由は日下三蔵さんの編者解題(これも良い)の通り。数年振りの再読だが、改めて面白い。『からすがね検校』希望の物語だ。『ヤマトフの逃亡』ラストのゲスト!。『おれは不知火』最後の一行!。『首の座』切支丹と江藤新平の妙。『東京南町奉行』勝と福沢の対決。『新選組の道化師』芹沢可愛い。『伝馬町から今晩は』の悪夢。読むべし!。2013/02/19

きょちょ

22
幕末7人の人物を描く短篇7作。 ただ、「明治小説全集」と重なるのが3作。 「からすがね検校」は、柳生家と勝(海舟)家の因縁。柳生の当主が勝海舟の親父に勝てなかったとは、柳生も落ちたものだ。 「ヤマトフの逃亡」は立花久米蔵、ロシヤへ逃げるが日本で活躍したらどうなっていたか。「伝馬町から今晩は」は高野長英、この人も生きながらえていたらなぁ、と同情する。 「新撰組の道化師」は芹沢鴨、本人は「道化」のつもりは全くなく、結果「道化」と言われてしまったが、新選組に入らなくても似たような結末を迎えたのでは?  ★★★★2017/09/27

ヨーイチ

18
実の所、購入の際かなり逡巡した。買うかどうか、全三巻中何冊買うか、何れを買うか、ここまで悩むのも珍しい。持ち合わせに余裕が無かったせいもあるが、優柔不断なことである。最も愛する山田風太郎明治物である。悩むことなど無いはずだが、半分が既読の短篇集だと流石にパクリとは食い付けない。結局中途半端にも1と2の二冊購入。恐らく3も買うことになろう。初読の「からすがね検校」は「この名前、どっかで読んだなあ、誰だっけ?」と思いながら終末で、サッと腑に落ちる。続く2013/08/09

坊ちゃん

14
短編7話。なかでも幕府倒幕後、牢獄から出てきた鳥居燿蔵を描いた「東京南町奉行」や火事で牢獄から解き放されその後逃亡した高野長英を描いた「伝馬町から今晩は」が特に良かった。⭐4.62020/11/15

ぎん

13
独自の切り口が面白い。どこまでが史実なのか分からないがエンターテイメントとして楽しめた。2016/10/05

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