内容説明
30万部超え大ヒット『情報は1冊のノートにまとめなさい』の著者が新聞記者時代の経験を元に書いた、情報の取捨選択の仕方。「効果的なアウトプットをするために、頭を寄せ鍋状態にする」「化石化した情報を選択することで、情報の間違いがなくなる」「ウラを取ってある(であろう)情報には乗る」など、情報に対する目からウロコのアプローチが多数。情報整理術の第一人者が贈る、情報の洪水をうまく乗りこなす1冊。
目次
序章 大事なのは「情報の入口戦略」
第1章 捨てる勇気を身につけよう―「普通じゃないアウトプット」のために
第2章 情報を見逃さない力を身につける―(1)目をつくる
第3章 捨ててはいけない情報にアクセスする技術―(2)広く情報に触れる
第4章 必要か不要かを即断する基準―(3)使えるかを判断する
第5章 情報の捨て方、拾い方―(4)捨てる・拾う
あとがき 「頭の横着」をやめよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mataasita
11
奥野さんの本は必ず買うようにしている。まったく同じようにはやっていないし、読んで満足しておわりのこともあるが、間違いなく手帳やメモ帳を使い始めてから色々と好転した実感がある。とくにこの二、三年は書いたことのほとんどを実現できた。この本は自分の仕事や生活に直結せず、線を引いた箇所も少なかった。辞書をひいて調べる、知ったかぶりしない、とりあえず取っておくを一切辞める。こんな当たり前かなということぐらい。思いついた仕事のネタは最近も形にできた。まぁ毎年一回は奥野さんの本に触れて自分を戒めよ。2023-832023/08/03
しょー
4
再読。本の入口を拡げるためにも、本を整理整頓する。知識を獲得する楽しみを思い出せました。 今日から、辞書類を楽しみます。奥野さんは、辞書と読書をつなげる天才ですね。2015/01/19
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
2
あれもこれも残してておくとスクラップの山が出来て 結局 見る事はなく、そのまま たまっていってします。 奥野さんのおかげで、ほんとっ! 必要な情報だけを 残す習慣ができ、更には それも含めて1冊のノートに ライフログという形で残す方法を教えてもらって ホントに感謝してる。今回は復習も兼ねて再読。2019/06/04
やっさん
2
ドSともいえる、著者の資料の捨てっぷりが読んでいて気持ちよかった。 なんとなくもったいなくてしばらくとっていた新聞を、用が済んだらすぐ捨てられるようになった、呪縛から解かれたのは収穫。2013/03/07
一龍
2
2009年に出版された『情報は「整理しないで捨てなさい』の文庫化リメイク版である。 情報過多の現代において、インプットをより効率的に、しかも他者と差別化できるアウトプットに結びつけられる情報を入り口の部分で取捨選択する方法を説いている。特に新聞記者の経験者でもある著者のネタの選別方法は参考になる。またノート術も随所に見られる。2013/02/22