角川文庫<br> 女騎手

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角川文庫
女騎手

  • 著者名:蓮見恭子【著者】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041002384

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内容説明

九月、阪神競馬場。レース中に一頭の馬が暴走し、落馬事故が発生。勝利した女性騎手・夏海は、事故の裏で馬の所属する厩舎内で、馬主と調教師が対立していたことを知る。折しも落馬した騎手の父親が厩舎で何者かに襲われ、重傷を負った。親子は狙われたのか? 幼馴染みの騎手のため、トレーニング・センターや阪神競馬場で事情を探っていた夏海は、元同僚や新人騎手に会う中である疑いを抱き──。新鋭の描く競馬ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベローチェのひととき

16
本屋さんで物色していて気になって購入した本。競馬の世界を背景として女ジョッキーが謎を解き明かしていく物語。同じレースに出場していた幼なじみのジョッキーが発走直後、外側に斜行し、外側の馬との接触により落馬し大怪我を負ってしまう。なぜ斜行した? その夜、厩舎でその騎手の父親である調教師が何者かに襲われ大怪我を負う。なんかやりきれない話であった。2022/09/11

Chiyoka

14
ミステリーではあるのだけれど、競走馬に関わる人々の葛藤が興味深い。同じ競馬を扱った作品でも、例えば「優駿」などは緻密な取材を元にした痕跡がありありと伝わってくるのだけど、この小説は著者が競馬場に通って馬券買っていそうなほど(真偽のほどはわからないw)馬への愛着が感じられて好感が持てた2018/07/13

まこ

10
競馬界は身内ありきの体制で発展した分、外部や裏切りに厳しい。主人公は、そんな中で育ってきたけど女性騎手で若い為しがらみがあまりなく事件を調べていく。馬主に元騎手と主人公以外にも競馬に関わる女性が多く登場して、女性は競馬界でどのように立ち回るか問いを投げている2022/03/11

Mao

6
読み返して初めて、最初の伏線に気付く御粗末。 騎手・調教師・馬主・厩務員・・競馬に関わる様々な立場の人たち其々の考え方感じ方をよく表現していて面白かった2017/10/14

あお

6
お気に入りの方の感想を読んで手に取りました。登場人物の動機付けにやや解り辛い部分もありましたが、競馬の世界にそれほど興味がなかったけど、引き込まれる内容でした。2014/04/03

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