- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
テレビ放送60年記念ドラマ『メイドインジャパン』の原点がここに――。苦悩する家電・自動車業界の現状と裏側を、ドラマの取材協力者である経済ジャーナリストが先鋭に浮き彫りにする。企業、そして日本経済再生への道を探る渾身のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
25
Panasonicは名門企業の誇り高さゆえに 沈没の現実を受け入れない危機感の 低さ。 巨額赤字に陥る見通しの甘さの 原因という(18頁)。 規模にかかわらず、他人事ではない。 シャープの事例もある。 企業文化、経営体質の問題とすれば 簡単なのだが、そんなに簡単な問題 ではないのではないか。 サムスンなど韓国に負けてしまう隘路。 (サムスンも従業員が白血病で亡くなる など、問題企業でもあるが。TVより。) 2014/06/04
たー
19
正直なところイマイチ。ジャーナリストは変な提言などせずに事実を忠実に伝えることに専念して欲しいな。2013/08/05
休止中
6
NHKのテレビ放送60年記念ドラマ「メイド イン ジャパン」を見て、関連本を探していたら、本書と出逢った。あとがきで知ったのですが、本ドラマのの制作にあたり取材協力の依頼を受けていたとのこと。(本書は、ドラマの原作・原案ではない。)企業が凋落していく過程は5段階あり、これは自分自身にも当てはめられ自分がどの段階にあり、どのような「処方箋」が必要か考えさせられた。また、日産自動車再生の教訓で「ゴ―ン改革」に関しても関連書を読んでみたいと思った。2013/04/14
R
5
ノンフィクションということでよいのか、かつて、メイドインジャパンとして、日本の旗頭を務めた企業の体たらく、死に体、大企業病と揶揄される腐敗を批判した内容でした。特にパナソニックに対して、エコポイントという税金をかけた追い風を無為にしたことは万死に値するといわぬばかりの切り口は鋭く、心に響きました。少し肩入れ企業なんかが露骨ではないかと思うところもあるものの、大方面白く読めて、政経について考えさせられました。2013/05/23
ぷるぷる
4
今、製造業の経営批判ってのは時流に乗ったのか人気ある記事のようでネットでもよく見かける。本書においては特に電機メーカーの惨状を取り上げて「どうしてこんなことに?」というのを一般情弱にも分かりやすく、共感しやすく書かれてます。総じて社内政治に明け暮れて、現実を直視できなかったり、決断を他人任せにしたりして改革ができないから、衰退したという理論。現在に不満を持つ企業人向けではあります。魚は頭から腐るってのはその通りだと思うけど。本書にもでてくるがビジョナリーカンパニー読んだほうが身につくとは思う。2013/04/23
-
- 電子書籍
- 蒼穹の剣【タテヨミ】第13話 picc…
-
- 電子書籍
- 伝統企業のデジタル・トランスフォーメー…
-
- 電子書籍
- 井山裕太の碁 AI時代の新しい定石(池…
-
- 電子書籍
- ハム語辞典 GakkenPetBooks
-
- 電子書籍
- 継続とは「小さな問い」を立てること D…