内容説明
一晩で壊滅したという”怪奇村”へ視察に行くことになった帝国の魔術師ヴィシックと帝王イーニアスの一行。魔術師の禁忌である”虚地(ウェル)”を研究していたかもしれないという土地……ところがそこは伝説の皇女・ティレアリアにつながる場所だった! さらに深まる帝国の歴史と魔術師の関係の謎……ヴィシックのために規格外の帝王イーニアスが考えていることとは--!? 人気シリーズ第4弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや
4
帝国の成人は15歳。11歳のイアンが成人する4年後はいったいどんなイアンになってることやら!?末恐ろしいですな。ルルは可愛すぎてたまらんです。私も図書資料室のドアの隙間から覗き、一挙一動に小さな声援、拍手を送りたい!(笑) さてさて本編では、(゚∀゚)キタコレ!!クロエなアル!でした。ヴィー、傍から見ればなんて幸せな立ち位置!本人は挟まれた状態でたまらんでしょうが(^_^;)イアンの心中、察すると不憫だな(笑)不憫といえば、ウードだよ。その恋心は埋めに埋めちゃって下さい(笑)2013/02/18
実月
2
祖父と孫が恋敵とか笑。2人がヴィシックを巡ってバチバチしてるかんじが微笑ましくてニヤニヤしてました。そして最後のルルーエルにキュン死。あれはヤバイ。かわいすぎる。2013/06/16
千華
2
やっぱり不憫なウード……。早く彼に素敵な女性を紹介してあげて~!!小話の【王弟殿下と公爵閣下】は、読んでいてなんだか微笑ましかったです^^2013/02/26
ぽぽりん
2
うわっ、ついにアル登場しちゃったよ。次巻からどうなるんだろう?私は全面的にイアンの味方よ。なんだかわからない仕組み(術?)でよみがえった爺なんて、いつ消えるかわかったもんじゃないし。でも、茨の道になっちゃったねぇ。それじゃなくても前途多難だったのに。ずっと思い続けた相手が目の前にいたら、なかなかよそ見はできないもんね。両想いだったんだし。悲観的なヴィシックが前を向くためにはイアンだと思うんだけどなぁ。当分もやもやハラハラさせられそう。2013/01/17
橘梓弓
1
そうか、ずっと違和感あったけど、晩餐シリーズのヒロインたちは守られるだけじゃなくて守るっていうスタンスだったんだな。ヴィシックにそこまでの決意が感じられなくて、ただ役目だからってだけでイーニアスの傍に仕えてる感じがしてたんだ。だけど、ようやくライバル(?)も出てきて、本格的にイーニアスとどうなるのか楽しみになってきた。ところでこれ、どこまで晩餐シリーズと関係あるんだろ?世界設定だけかな?2014/06/22