内容説明
繰り返される戦争やテロ、政治家の失言、脅かされる平和憲法、ないがしろにされる農業……。いつの間にやら窮屈になった世の中を、時には嘆き、おおいに憤慨しつつ、それでも真剣に愛し、格闘してきた著者が遺した言葉の数々。ユーモアと、定評のある観察眼が随所に光る、今こそ読みたい徒然の身辺雑記第二弾。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こうちゃん
5
エッセイ集です。 面白かったし、改めて為になった。 偏屈だけど、本当に真っ当な考え方。解説も良かった。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに」 素晴らしい!2021/04/27
空豆
5
井上ひさし先生が4〜8年前に書いたエッセイをまとめた本。日本の政治・経済・文化・社会の問題点を“難しいことを優しく”“固いことを柔らかく”解説してくれる。この意見は、今の日本でも十分に通じます。あまり興味ない方でも『母への二通の手紙』は立ち読みでもいいから読んでみてください。子供の虐待、子育てに苦しむ親のことを考えさせられました。2013/06/10
あずみまめ
2
世の中の偽善や嘘(同じか?)を見抜き、ためらわずに発言するけど、どこか飄々としていて、批判に毒味が感じられない。井上さんはひょっとすると、人間の嫌なところをうんと味わってきた人なのではないかと思う。だから人間をこてんぱんにやり込めることはしない。だけど真実を見抜く眼は確か!こう言うところが井上ひさしらしいと思う。 2014/02/05
Gen Kato
2
政治、時事、流行語からプロレスラーまで、興味の幅はひろく、そして理解も深かった。すばらしい作家さんを我々は読めて(そして、観られて)いたのだなあと改めて思う。2013/12/18
のんき
2
『ふふふ』の続きのエッセイ。やっぱり政治ネタに関心が向く。2013/01/19




