内容説明
「ぼくたちは結婚すべきときがきたんだ」ローレンは、自家用ヘリで現れたセクシーな男性を見て呆然とした。アレクサンダー・デル・カスティーリョ。10年前、あなたに夢中だった私を子供扱いしておいて、今になって急に、結婚したいと言いだすなんて。遠い日の白馬の王子様は、逞しく精悍な大人の男性へと姿を変えていた。アレクサンダーが放つ圧倒的な魅力は、彼が豊富な女性経験の持ち主であることを物語っている。どうしよう? 私に彼の相手がつとまるかしら……。彼の妻になると想像しただけで、ローレンは頭がくらくらしてきた。■“真実と誇りと愛によって生きることを学ばぬと一族は9代目で滅びる”――デル・カスティーリョ家の3兄弟が、呪いを解こうと大慌てで花嫁をめとろうとしますが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
11
自分と体の関係があった秘書を使い続けて、妻になろうとする女性の世話をさてる時点でアウト。そこからの挽回が大事なわけだが、スカッと感に欠ける。2024/03/17
きき
1
粗筋読んだ時は傲慢ヒーローなんだろうなぁと気が重かったけど、そうでも無かった。ヒロインと再会後はフラフラしてないし反省もするし中々良い人。ヒロインのヒーローへの思いが一途で可愛い2016/05/23
くろうさぎ
1
名家に纏わる女家庭教師の呪い??それがきっかけで会社の株価が下がり、祖父の具合も悪いし、起死回生の為に、8歳の時にできた婚約者を結婚することにしたヒーローでした。しかし・・・!!!結婚式の準備を秘書兼元愛人に手配させるはし、買い物にも同行させるは、デリカシーがなさすぎる!!反省しまくれ~~!2013/05/30