内容説明
皇帝イシュトによるとらわれ生活にも、次第に慣れてきた<剣ノ舞姫>ルーナ。しかし突然「君に自由を返す」と皇宮から追い出されてしまう。困惑するルーナは、イシュトの本心を探るために皇宮へ戻ろうとするが!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
15
イシュトの背負うものの事をルーナが受け止められて、シリアスなのにずれてる告白に笑いつつ、ほっとしました~。ロキの苦労性なところやヒューレイの軽くて正直なとこも好きでした(笑)。巻末のショートストーリーのラブラブさを見て、よくぞここまで・・・と感涙。2013/01/05
シュウ
10
まぁ、無くなったら無くなったで、人間どうにでも生きていける。これからもロキの大変さは変わらないのだろうけど。ルーナの生まれとか、精霊の民については明かされずじまいは残念。2021/05/25
夜の女王
9
☆☆☆☆ 4巻でほんとに終われるの?と思っていたけど、きっちり仕上げてくれました。しかも、無理なくハッピーエンドで。さすがです。この巻のイシュトがカッコ良い・・・もとい、けなげでした(昔から、“押してもダメなら引いてみな”と言いますね^^;)。カッコ良かったのはルーナ。逆プロポーズ、男前でした。エピローグの小話が良い。2013/04/09
はなりん
8
イシュトが「幸せ」を知ってよかったなぁって。ロキとイシュトの関係もよかったね。ロキがこれから新たな国を創っていくのかしら?その辺がもう少し書いてあったらなぁ。あとヒューレイもいいキャラだったから、もう少し見たかったかなぁ。2013/01/31
ゆん
7
なかなか主人公に感情移入できず、読み進めるのがちょっと…ってなっておりました。まぁ、終わり良ければすべてよしの最たるものかなぁっと。もっと最初から、イシュトについてルーナが知っていれば、こんなに誤解が誤解を呼ぶような…天然が天然に磨きをかける様な展開にはならなかったんでしょうね。巻末の話が良かったな。こう言う感じのラブラブが無かったから、読むのに苦労したんだろうか?2013/04/21