角川ホラー文庫<br> 妖し語り 備前風呂屋怪談2

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角川ホラー文庫
妖し語り 備前風呂屋怪談2

  • 著者名:岩井志麻子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041006306

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内容説明

本物の天女ではとも囁かれる妖しき美貌の湯女・お藤。その巧みな語りの噂を聞きつけて、和気湯には様々な客が訪れる。珍しい女客とは、頭の形が異様な人形を作り続ける母と不気味な観音像の話を、湯女になるという女とは、首と腸のみで飛び回る異国の精霊の話を、熊のような侍とは、己の中の別人格に悩まされる話を――語り合うのだった。お藤の前にまた、嘘とも真実ともつかぬ奇妙な物語が立ち上る。傑作時代怪談、第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

34
お藤シリーズ第2作。2021/09/21

☆kubo

18
なんか前作よりお藤さんの影が薄い気がしました。周りの人がより濃いのか?語られる話はバラエティに富んでいてなかなか面白かった。2013/06/05

眠る山猫屋

9
敬愛する破天荒作家・岩井志麻子先生。作品は思いの外、上品で幽玄。泉鏡花のよう。澁澤先生へのオマージュかと思った。 そして、謎は謎のままに。 2013/08/06

胡蝶

8
和風ファンタジー的な感じなんだけど、ファンタジーにしては人間くささやどこか生々しさを感じますね。。。風呂屋のお藤さん。。。ほんとに天女様なのかしら?(笑)語り口調もなんだか不思議な感じですね。2013/06/19

夫婦善財餡 汁粉

7
 カッパとカラスが軒下に住み,乞食の生活をしていても。ふたりだけに分かる世界があるって、超純愛だ。やっぱファンタジー。2016/05/26

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