内容説明
奢られる側から奢る側へ。仕切られる側から仕切る側へ。叱られる側から叱る側へー―いつの間にか立ち位置が変化する「中年」は、初めて経験することばかり。40代での結婚・出産も不況の斜陽感もすべて「こんなの、はじめて」! 下座に座っていれば事足りた若かりし日から遠く離れた大人の初体験のあれこれを綴った「週刊現代」人気連載、第5弾。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
51
最近犯人が捕まって女の子が保護された誘拐事件で犯人は被害者宅の玄関先に置いてあった記名された雨傘で女の子の名前を知ったと言ってたから、悪人の手口も進歩してるしななんて、最後の「ブログとダイエットの共通点」を読みながら、思った。2016/05/03
どらちゃん
5
ちょっと前の内容ではあるけど、相変わらずの鋭い着眼点に唸ったり頷いたりしながら読みました。そして彼女独特の丁寧な文体が、内容がどんなものであっても安心感を与えられるのでした!2015/06/16
すのーまん
4
酒井さんの著書は旬なときに読むのがいちばん面白いのだろうけど、遅ればせながら楽しませてもらいました。大人になったからこその初体験いろいろ…大人だからってなにもかも熟知してる訳ではないんですヨ。そこんとこスパッと斬ってくれる順子姐さんがとっても好きです〜。〈追記〉がまたよかった。2018/05/20
本河透
4
2009年〜2010年「週刊現代」に掲載されたコラム集。毎回の事ながら3回転半ヒネリが効いた観察・分析力と上手さに唸り放し。酒井女史の様な眼で世間を観察したらさぞかし面白そう。2013/01/28
cithara
4
比較的最近の社会現象を酒井さん独特の文章で活写する! 最近亡くなった森光子さんに関する文章が興味深かった。果たして彼女は生前十分誉められたのか? <追記>の『九十代での奇跡の復活が望まれる』の文章が哀しい。「二十代の花嫁、四十代の花嫁」は複雑な気持ちで読んだ。最近めっきり結婚式に招待されることがなくなった(これからもないであろう)私からすると、酒井さんの交友関係の広いこと! 四十代にもなると薄手のドレスを着た若い女性に「寒くないのかしらネー」と思ってしまうものかしら? (私は)花束贈呈は恥ずかしいわ! 2012/12/31
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