ぽこぽこ<br> 志乃ちゃんは自分の名前が言えない

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ぽこぽこ
志乃ちゃんは自分の名前が言えない

  • 著者名:押見修造
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 太田出版(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778321802

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内容説明

普通になれなくて ごめんなさいヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。自分の名前が言えない大島志乃。そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まるーー。いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

315
私も吃音でよく詰まることがあるけど、この子はもっと重度の吃音だなと思った。最後の娘さんが言ってくれてたところに感動した。というか続編出してほしいな。2016/03/26

海猫

135
主人公ほどではないけれど自分自身過去に吃音気味だったのでかなり感情移入できた。しかし一冊完結のつらさかどうしても浅い印象になってしまう。倍ぐらいの長さで掘り込むか、短編にして凝縮するかしてもらうとより鮮烈だったのではないか?これでも十分いい漫画とは思うけど特にラストの文化祭での叫びはもっと心に突き刺さる感じがほしかった。2013/04/23

yoshida

88
吃音症の高校一年生大島志乃、音感が無いが音楽が好きで独りでギターを弾く同級生岡崎加代、絶望的に空気の読めない同級生菊地。初めて友達になった志乃と加代がユニット「しのかよ」を組んで秋の文化祭出場を目指す。教員やクラスメートの何気ない一言が志乃を傷つける。加代もかつての同級生に音痴をからかわれ傷つく。そんな二人が傷つきながらも成長する。菊地の加入で「しのかよ」は崩壊。文化祭で一人ステージに立ち歌う加代。加代のコンプレックスにぶつかりながらも志乃に届けた歌が志乃の自分の殻を破る。何度も読み返す傑作。2015/01/01

SEGA

44
特別なんかじゃない、普通の人の一生懸命に心が動かされました。自分もかつて「支出」が言えなくて、クラスメイトから「シュシュシュ」と呼ばれていたこと、思い出しました。2014/11/18

かいちゃん

38
吃っていうのは知ってたけど、やはり気持ち的はこういうのだって知らなかった。結構キツイね。2020/04/16

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