ビームコミックス 赤パン先生！ 2

著者名：安永知澄【著者】

KADOKAWA（2014/04発売）

• ISBN：9784047285026
• NDC分類：726.1

内容説明

甘い記憶と癒えない傷。思春期前夜に揺れる伊倉きらと、彼女の腹違いの姉である高校教師・庸子、そして、書店員で臨時水泳教員の赤パン先生鮎川。キラキラきらめき、キシキシ軋む、それぞれの夏。唯一無二の個性が、その深くデリケートなタッチで描き出す、こわれ物のような心たちの物語、破裂する感情と無垢な祈りに満ちた、第2巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[猿兎]

「面白い」ってわけじゃないけど読み返したくなる。不思議な魅力の作品。なんだか続きがどうなるか恐いなあ…。

2012/12/01

[よしだ]

1,2巻同時刊行で3巻へと続く続編物語。2巻で終わりなのかなと思っていたので驚いた。初の長編になるのかな。前半はきらの姉である庸子の話。1巻で違和感を覚えた部分に繋がっていく。根が深そうな傷だ。後半はきらの話。友達との関係性の変化など。そこに赤パン先生が絡んでくるので果たしてこの後どう物語が展開していくのか少し怖いが続きがとても楽しみである。心象風景の描写が素晴らしい。

2012/11/30

[古本サバイバー]

うわ〜子どもって残酷だ〜。あんなにキラキラして見えた子どもの世界が一瞬にして曇るこのかんじ…やっぱ安永知澄さんは怖い。こっから少しずつ大人になってくんだろうな〜。次の巻のが読むの怖いな

2012/11/28

[わーぷ]

1～2巻同時発売したのは正解だと思った。

2013/02/16

[ジロリン]

かなり前巻の斜め上をいく展開。まさかこの２人が２巻にしてこうなるとは。ますますダークな展開になりそうなエンディング。これはこれで面白くなってきました。

2013/01/04