談志歳時記―名月のような落語家がいた―

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

談志歳時記―名月のような落語家がいた―

  • 著者名:吉川潮【著】
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 新潮社(2013/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784104118076

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

わたしは十五歳の時、末広亭で彼の真打披露興行を見て、人生が決まってしまった――。落語を芸術に高めた男・立川談志との五十年を描く慟哭のメモワール。談志はどれだけ落語に愛され、どれだけ落語を愛し、破壊し、創り直していったか。老いや病そして落語と格闘し続けた最後の五年間を間近で克明に記した日記を附す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

1
晩年の師匠が描かれています、著者ならではのエピソードや表現が素晴らしいと思います。 師匠の言葉に感動し、藝人としてだけでなく、日本人の在り方までも考えさせてくれました。受け継がれていく人に違いない。2013/03/02

ホリエンテス

0
綺麗に書きすぎてるかもしれないが、一人の落語家の晩年が丁寧に書かれている。病気と闘いながら芸を全うしようとした苦悩が切ない。落語家の最後が喉頭ガンで喋れなくなるとは。了見も含めて凄い落語家だったのですな。2017/09/09

木本 仮名太

0
最近改めて落語を聞き直し関連本を漁る中、Kindleで見つけて購入。前半は家元の死、遡って半生記を綴り、後半は家元の死間際までの著者の日記となっており、つまりは家元の死を起点とした円環構造となっているあたり、やはり著者がその巨大な死から抜け出せ切れていない時期のものなのかなと感慨がある。それでもここまで書ききるあたり、立川談志という落語家が業の怪物であったように、著者もまた芸人を書くという業を見事作品に乗せこんでいる。2015/11/23

飯田一史

0
吉川先生から見た家元には、弟子の本では必ずと言っていいほど描かれる理不尽さやケチぶりが少しもない。最晩年の姿はあまりにも優しく、弱い。2014/08/06

bibliotecario

0
第2章が日記になっているが、徐々にXデイが近づく様が切ない。2013/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5581278
  • ご注意事項