内容説明
【TVアニメ化!!】騎士か、叛徒か。勇気か、暴走か。テグネウの脅威(きょうい)にさらされたまま、魔哭領(まこくりょう)を奥へと進む六花(ろっか)の勇者たち。その道中、ゴルドフが突如「姫を助けに行く」とだけ告げ、アドレットの制止を振り切って姿を消す。不可解なゴルドフの行動に、六花は再び混乱に陥る。ゴルドフが「七人目」なのか、それとも何かの策略にはめられているのか…!? さらに、再び現れたテグネウは凶魔(きょうま)たちの内紛について語り、挙句(あげく)に自分と手を組まないかと提案をしてくる。果たしてその真意とは? 伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第3幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
94
テグネウの脅威を排除できないままの六花の勇者たち。道中で突如「姫を助けに行く」とだけ告げ姿を消したゴルドフの奮闘が描かれる第三弾。チャモが罠にはまり、テグネウが六花の勇者たちに語った話、ドネーやナッシェタニアがゴルドフに告げた話、そしてテグネウがゴルドフに語った真実。情報が錯綜し敵味方が判然としない状況で、ナッシェタニアを人質に捕らわれたままその救出に奔走するゴルドフが愚直を貫いて成し遂げたのは見事。ただ状況は相変わらず混沌としていて苦しい状況が続きますが、ここからどういう展開になるのか次巻も楽しみです。2015/06/05
まりも
94
今回はミステリー要素少な目で純粋なファンタジーものといった感じでしたね。ゴルドフと姫様の過去回のおかげでゴルドフというキャラについてよくわかった。彼の忠誠心を普通に利用してしまう姫様の心がさらにわからなくなりましたが。やっぱりこの作品は心理描写がとてもうまく疑心暗鬼に陥った勇者たちのギスギスとした感じからの終盤の展開といったスピード感が魅力的ですね。読んでいて引き込まれます。アドレットがパッとしなさすぎたのがちょと残念でした。2014/01/09
チェシャ猫
70
相変わらず 誰が裏切り者かわからず もやもやの中で話が進んでいきました。てっきりチャモの下に凶魔がいるか 馬鹿でっかいかマグマタイプの凶魔だと思ったら、別の方法でした。7人目はアドレッットか猫さんだとドキドキが増しそうだなぁと思います。2014/01/24
☆よいこ
69
ファンタジー×裏切り者探しミステリー。アクション多め。魔神を倒すために伝説の6人の勇者[六花の勇者]が集う。しかし、証の紋章を持つものが7人!偽勇者は誰だ。前話で偽勇者①と見破られ逃走したナッシュタニアを姫と仰ぐ、騎士のゴルドフは姫の嘆願の声を聞き助けに走る。その行為は裏切りとしか見えなかった。裏切りと騙し合い、真実は何処に?姫はどこに隠されたか?▽巻頭に前回までのあらすじ有り。▽あとがきの作者悪夢の話、抱き枕は優秀。2021/06/05
眠る山猫屋
57
無双の槍騎士でありながら、忠誠を誓うナッシュタニアの裏切りに立ち直れずにいるゴルドフ。彼の想いは、救世ではなくナッシュタニアへの想いの方が大きい。そんなゴルドフを道具のように利用しようとするナッシュタニアだが・・・。凶魔側も一枚岩ではない。ナッシュタニアと結んでいるドズー、策謀の限りを尽くすテグネウ。チャモの命を賭けた読み合いが始まる。相変わらず誰が偽勇者かわからないままの駆け引きはヒリつく。誰が誰を騙してる?今回は割りと判り易かったが、テグネウの罠は蜘蛛の巣のように張り巡られていて、勝てる気がしないよ。2025/04/18
-
- 電子書籍
- コーポレートガバナンス入門 岩波新書
-
- 電子書籍
- オタマジャクシのうんどうかい どうわが…
-
- 電子書籍
- まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁…
-
- 電子書籍
- 復讐飼育 ~少女ペット 2nd~ (6)