内容説明
外交のプロたちは、交渉に臨むビジネスマンにとって最高の教師である。要求を突きつけ、相手を説き伏せ、国益を守る彼らは、熾烈な戦いに勝つためのテクニックや戦略、言葉を持っている。説得力を失うNGワード、非常識な相手との付き合い方、ナメられる交渉者の特徴、「交渉決裂」をどう表現するか……。日経新聞で長年外交・安全保障を担当してきた記者が、巧妙で周到な「プロの交渉術」を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
45
人付き合いと外交交渉とのリンク付けが良かった。2012/12/26
えりすこ
7
外交官たちの交渉テクニックからビジネス等にも応用できないか、というような本だが、紹介される実例が興味深いものが多く、思ってた以上に楽しめました。2015/10/30
calaf
7
とりあえず、用心深い楽観論と楽観的な用心、使って(使い分けて)みようかな...って、そんな高等技術が自分に出来るとは思えないけど (^_^;;; でも、確かに「べき」は要注意語句なのかも。。。2013/02/04
プラス3
4
予想より実用的な内容。明日からでも使えそうなものばかり。国際政治のおもしろい話を参考に書かれているので、それだけでも十分楽しめる。特に、なりきり金正日の日記はハッとするモノがあった。2012/12/02
ヤエガシ
3
外交官ではなく、新聞記者の方が著者でした。だったら、絶対にもっと面白い話があったと思うんです。2015/08/16