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内容説明
毎年2000人以上の入学生を迎え、これまでに13万5000人の卒業生を送り出してきた辻調グループ代表にして、大阪の食の名門「辻調理師専門学校」校長を務める著者が、全国の「食の先駆者」たちを徹底取材。北海道の料理塾塾長、生産地と都市を「かき混ぜる」新しいメディアの編集長、ネットを駆使して新しいコミュニケーションを試みる名物シェフ――。新世代たちの試みを知ることで、これからの「食」の形が見えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
28
☆☆☆★ 生産者が直接料理人と結びついて、消費者に本当に安全で美味しい料理を提供する取り組みは共感できるし、そんな料理をぜひ味わってみたい。一日一組のレストランHagiの萩春朋、モリエールの中道博、「食べる通信」、素晴らしい料理技術を発信する龍吟、軽井沢のホテルブレストンコートのユカワタン、青山のNARISAWA、浅野悦男さんの作る野菜、レフェルヴェソンスの生江史伸。2017/10/27
1.3manen
28
ウマミ、ダシ、イザカヤは世界共通語になりつつある(9頁)。無形文化遺産和食の底力を見る思い。和食の伝統を正しく継承し、革新することが日本の業界発展に繋がり、日本が未来に希望をもたらすとしている(15頁)。地域に愛される店、料理であることが、都心の美食家を刺激。地域と食文化の最大の繋がりになる可能性を示唆する(65頁)。耕す人と食べる人は同じラテン語のファミリア、家族と見なす発想(78頁)は産消提携につながると思う。2015/07/28
モモのすけ
8
「自分が変わることを怖がらない」「そもそも料理はその国の精神性や自然環境の豊かさの象徴であると思っています。だから日本料理は日本人の精神性の豊かさを表しています」2015/05/15
mushoku2006
7
日本の食を盛り上げようと奮闘している料理人と生産者を取り上げたもの。 いやはや、 頑張っている人たちがいるなあ・・・・・・。 私みたいに値段優先で輸入品でもなんでもOKという味オンチとは全然違う。 2015/08/05
もけうに
4
食そのものより、それを通した教育・経営等に関する話だったな。日本の食の豊かさを実感できた。著者が教育者だからか、次代の料理人育成に関する話が多かった。2023/04/16




