よくわかる自殺対策―多分野連携と現場力で「いのち」を守る

本橋 豊【編著】

ぎょうせい（2015/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 293p／高さ 21cm
• 商品コード 9784324099360
• NDC分類 368.3
• Cコード C3036

内容説明

自殺の実態とは？自殺問題の正しい考え方とは？一体、自殺を防ぐには何をすればいいのか…？多分野での連携が求められるこれからの現場で、本当に役立つ一冊。

目次

第１部　自殺対策のいま（自殺とその対策のいま；統計データから浮かび上がる「自殺」；自殺対策の効果と、その評価　ほか）
第２部　自殺対策の「最前線」（「日本自殺総合対策学会」の意義；「自死遺族」を支援する活動；秋田ふきのとう県民運動　ほか）
第３部　実践と理論に基づく、自殺対策のこれから（知と行動の統合で「いのち」を守る；わが国における自殺対策の推進；自殺対策の今後のあり方　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[1.3manen]

自殺は追い込まれた末の死、自殺は防ぐことができる、自殺を考えている人は悩みを抱えながらもサインを発している（４頁）。昨今も生活記録に生徒はSOSを出していたのに、担任のみは把握するも校長など他の教員と情報共有がなく、生徒は書いてあったような死に方を選び、自殺した。いたたまれ ない。現場の教諭の見識を問う。そんなのがなぜ、教採を通過しているのか。教委に人を見る眼があるのか？　上記の自殺対策基本法の法的効力からすると、訴訟で学校や教委は責任を免れないのではないか？　

2015/07/24