内容説明
夏、赤井、恵衣美、詠羅、空河らは田所の提案で、島にキャンプに来ていた。バーベキュー、海辺の散策、海水浴、愛子さんとの修行（？）と、夏を満喫する赤井だったが、深夜、ひとりで泣いている女性と出会う。「やっぱ恋はイーブンな関係じゃないと、うまくいかないって。どっちかが好きすぎるのはまずいよ……」 新たなトラブルの予感がする中、彼女は赤井が「必要な能力」を持っていると赤井を会社に誘う。「赤井君、うちに入らない？」 明確な進路の決まっていない赤井は、その誘いにとまどう。もうすぐ舞いおりる、『鷹』の存在も露知らずに……。出会いと別れ――トライアングル・ラブコメディ第４弾！ ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
19
打ち切りかな。まあ、仕方ないような気もするがここで終わりは少しさみしい気分。2人から1人は難しかったとは思うが、空河さんが告白できなかったのは可哀想な気がした。 まずまずって感じでした。2013/09/04
お味噌
16
もっと続いてほしかったな～；； でも面白かったｗでも終わらせるためにいろいろ足早だったね＾＾結局どちらを選ぶことなく終わるとはコウは罪な男だ！2012/12/31
シュエパイ
11
自分の過ごして来た時間や、見てきた風景を案内する彼が、その一つ一つを受け止める少女たちのシーンが、なんだかほっとするのです。あぁ、道コーディネートしてもC判定とか、胸に突き刺さる台詞だ(笑)一番苦しく遠回りをし続けてきたけれど、なんだか穏やかで優しい風が吹くようでした。2012/12/08
ごぅ。
10
完結。。えがったえがった。。恵衣美ちゃんも詠羅ちゃんも笑顔だす。。。とはいえ。。このあとも気になるのだけど、、そこはご想像にお任せですかね。。 2013/08/08
ぶなぶな
8
みんなでキャンプをただ楽しく過ごすのも束の間。田所家の娘である英衣美、詠羅のもとに王士財閥から婚約の話を持ちかけられる最終巻。生きている世界は違うのか？違えば深く理解し合えないのか？赤井は今まで人と築いてきた関係から、はっきりとNOを突きつける。正面からそのままの自分で英衣美と詠羅を助け出す赤井公はただただ主人公でカッコ良かった。もっと英衣美や詠羅と純粋に日々を楽しむ話も見たかったが、個性的で一人一人が生きている良い作品でした。彼らの魅力を引き出してくれる素朴な色合いと線描のイラストも好きでした。2019/11/01
