内容説明
「今のあなた」からはじめよう! すぐれた教育技術とは、絶対的なものではなく、子どもの性格や指導時期、教室や地域環境、そして何より、教師のキャラクターによって変わるものです。「これしかない」というような方法があるわけはありません。自分と他人のやり方を比較するのも、ナンセンス。人にはそれぞれ自分に合った教育技術があるはずです。もしも今あなたが「できない」と感じているとしたら、それはあなたに合ったやり方を見つけられていないだけ。本書ではチェックリストをもとに教師の特性を大きく「学級経営力」型、「授業力」型、「人間力」型の3タイプに分類し、そのタイプに適した指導技術を計180種類も紹介。あなたもまずは自分のタイプを知り、自分に合った指導法を見つけてください。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にくきゅー
1
教育技術の効果を教師の個性と子どもの実態から考えているのがよいと思う。また、それを踏まえたうえで教師の基盤となる力を培うためのトレーニング方法が示されている。2017/12/29
mori
0
冒頭の教育技術の理解の仕方、追試を成立させる3つの視点には深く納得。こんな風に追試の大事さと難しさを明快に記してくれた書はないだろう。教師は自分のタイプを知り、それぞれの良さを生かして自分に合った教育技術をつかっていけばよいという主張はその通りだと思う。。「学級経営力」「授業力」「人間力」からタイプ分けされ、超える技術を身につけるためにできることが描かれている。具体的場面が多く、楽しく読めたが、どうしても自分の足りなさを思ってしまった。2013/06/30
あつみん
0
教師力を学級経営力、授業力、人間力の3つのタイプに分け、チェックリストをもとに課題となる観点にかかわる上達法やポイントを示している。学級経営や授業、保護者の対応などで悩んでいる教師には励ましになる本。セルフカウンセリング的な効果もあるかもしれない。あっという間に読み通せる本。2013/02/03
Shoko
0
「ある一部分だけがとってつけたような指導になって、その教師の実践の文脈に整合していない」「たくさん本を読み、研修会に参加している教師のすべてが、教室で上手くいっているかといえば、残念ながらNOです。」ぐさり、心に刺さりました。教師も人間、キャラクターがある。自分に合った教育技術を。多くの大切なことに気づくことができました。2012/12/31
ええこ
0
あの人と同じようにできないってことは、あの人とは違うところがあるということ。その違うところこそが、私の良さなんだ。勇気づけられた!2012/03/31