内容説明
われわれはいつから「政治」に興味がなくなってしまったのだろうか
政治は、もはや遠い世界の出来事ではない。きみがウェブを駆使して社会を動かせる時代は、もうそこまで来ている! 本書では動員の革命、政治家のSNS利用、ネット選挙、オープンガバメントなど、近年のめざましい動きを追い、「どうせ何も変わらない」という閉塞感を抱えた現代人へ向け、ネット界の寵児が政治への新しいアプローチを説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
23
新手のロビー活動みたいなものか。共感出来る部分も有りはするのだが、残念ながら著者の胡散臭い雰囲気に穿った見方しか出来ない。2013/05/15
けんとまん1007
19
ウェブの持つ力・可能性。媒体はいろいろあるが、共通しているのは、即時性と双方向だと思う。ある意味においては誤魔化しようがないが、それでも100%ではない。その前に、何を伝える伝えないという意志が働いていることだけは、忘れてはいけない。一つのツールであるわけで、どう使うのか、どう捉えるのかが大切になってくる。危険性もある。いわゆる炎上というやつだ。この点を踏まえても、可能性のほうを信じたいと思う。これからは、それぞれの視点がより重要になってくる時代なのだと思う。2015/03/14
inote2
18
丁寧に書かれていて、あまり政治に関心がなかったのにじっくりと読めました。 ファクトチェックやソーシャルメディアを使ったオバマの大統領選のところが興味深かった。2013/03/10
白義
17
あまり期待せずに読んだがなかなかの好著だった。「政局本位から政策本意へ」を軸に、政治ジャーナリズム自体インフラ化するウェブサービスにより変わっていくだろうという、見通しと具体例の提示が明快かつ豊富。その変化も必ずしも急激なものではなく、政治運動の手軽さや政策情報へのアクセスの向上といった当たり前のところから結果的に大きく変わるという視点を持っていることが大きい。一方、七章ではネット政治の暗黒面やソーシャルメディアリテラシーの重要性も説かれているところはバランスを感じた2013/06/28
壱萬参仟縁
14
報道STに出ていた著者。官僚が組織に飼いならされるという悲劇(35頁)。無意識民主主義とは初めて聞いた(74頁~)。東浩紀氏の提案のようだ。政治家や官僚の暴走を阻止するもののようだが、あまり機能していない感じがする。肝心なことは、有権者が政策を学習し、多様化する騙しの手段を見ぬき、一番マシな候補者を選ぶことには相違ないのではないか。有権者が多様化する政策、制度、法律の提案を吟味していかない限り、真の時間のかかる民主主義は実現できないと思われる。2013/06/01
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