ビジョナリーであるということ - 慈悲とビジネスをむすんだ奇跡の組織アラヴィンドの物

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ビジョナリーであるということ - 慈悲とビジネスをむすんだ奇跡の組織アラヴィンドの物

  • ISBN:9784478017654
  • NDC分類:498.16

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内容説明

インド南部の古都マドゥライに、ラリー・ペイジ、クリントン元大統領、ムハマド・ユヌス、ピーター・ドラッカーが注目する組織アラヴィンドがある。わずか11床の小さな病院から始めた彼らは「治せる失明を世界から根絶する」という壮大なビジョンをいかにして実践してきたか。創業者とその一族の軌跡を鮮やかに描き出す。

目次

第1部 5分間15ドルで治します―効率性と情熱(ハンバーガーと失明 無料でも十分でないというなら ほか)
第2部 仕事をすれば、お金はついてくる―持続可能性と無私の精神(眼科医になったのは偶然だった やるべきことを、ただひたすらに ほか)
第3部 心をささげる―イノベーションと意識の変革(人類は進化の途上 内なる声に耳を澄ませて ほか)
第4部 競争相手を育てる―インドから世界へ(アラヴィンドを世界に複製する キリマンジャロのように ほか)
第5部 聖人を引退するとき―変える勇気と高潔さ(世代交代の苦しみ 想いは受け継がれる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

7
普通の人間はビジョナリーにはなれない・・と自信喪失するくらい衝撃的な本。明確な目標を実現しようと進んでいくうち、人は聖人になるのだろうか。2013/04/14

まさかず

3
立派な理念をかかげる企業や活動家はたくさんいる。言葉を口に出すのは簡単。 だけどそれを本気で行動に移し、実際の活動に繋げることをちゃんとする難しさ。 大概の組織が理念と違う利益を追求してしまうという言葉に自分を律する厳しさを感じます2014/10/19

ふぇるけん

2
インドでは白内障で視力を失う人が非常に多いらしい。そんな人たちを救うべく、貧しい人には無料で治療をし、かつビジネスとしても成り立たせている稀有な企業がアラヴィンドである。この創立者であるドクターVとその一族の歴史をたどる物語。真剣に理念を持って取り組めば、世界を変える組織を作れるという自信が湧いてくる一冊。2014/11/10

He

2
ビジネス書で初めて感動した。原題はinfinite visionっていうのですが、その意味を読み終わったときには多くの人が理解することになると思った。たぶん家族の絆の話でもある・・・んじゃないかな!2013/02/22

tkokon

2
【刺さった!】インドの革新的な眼科医療組織「アラヴィンド」の話。グループ全体で年間約30万件の眼科手術を行い、貧困層には無料で手術を行いながらグループ全体では経済的に成り立っている。グループの医師の生産性(年間手術件数)は平均的眼科医の5倍。 「大半の組織は目的を掲げながら、いざ運営となると目的とは異なる収益を追いかけます。私たちが学んできた大きな教訓のひとつは、目的を追いかけなければならないということ。それを情熱の中心に据え、あらゆる次元で持続可能なシステムを築くのです。」創業者の言葉2012/12/11

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