電撃ジャパンコミックス ロッカク 〈３〉

著者名：見ル野栄司

KADOKAWA（2012/12発売）

• ISBN：9784048910941

内容説明

不審火で勤めていた工場が燃え、ケガをしたトキオは病院に運ばれてしまった。追い打ちをかけるように、指導を受けていた師匠の原成が技能五輪・機械組立て前回優勝者の高峰選手のコーチにつき、さらに、先輩の鉄とキリコが大手の食品加工装置メーカーに引き抜かれてしまった！？　次々と仲間が裏切る中、トキオは技能五輪へと突入する……。いったい誰が勝利の涙を流すのか──！？　技術大国・日本を支える職人の熱血技術漫画、完結巻が発売！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Masashi]

技術大国・日本を支える職人の熱血技術漫画です。 ストーリーはネタバレになるので書けませんが（むしろ本当に読んで欲しい）作品中に名台詞ともいうべき台詞がたくさんあります。 「技術者の原点は誰かのためになってあげること」 「人の価値とは、多くの何かを得ることではなく、多くの何かを人に与えたかで決まる」 の２つは心うちました。後、 「パクられたら、パクリ返せばいい。ハメられたら、ハメ返す。その生存競争を日本は忘れた」と「勢いのある国はいいかげんである」は今の日本と各国の状況を如実に表しています。

2012/11/10