内容説明
全国のリゾート地を舞台に、十津川警部の推理が光る! 警視庁捜査一課の日下刑事は、友人のカメラマンが蔵王で撮影した10枚の写真に、殺人事件の匂いをかぎ取った。報告を受けた十津川警部はただちに山形県警に連絡するが、やがてカメラマンの足取りが途絶え……。「蔵王 霧の中の殺人」のほか、「恐怖の湖 富士西湖」「北への危険な旅」「十津川警部の休暇」「殺しの風が南に向う」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ビスコ
3
蔵王、富士五湖、軽井沢、伊豆、沖縄と人気のリゾート地を舞台とした短編集。本当、十津川警部はあちこち行ってるんだなあと実感。 収録作品が92年~94年発表、いわばバブル崩壊真っ直中の作品ばかりなので、そういう方面の話が多いのも気になった。当時を知らないからなんとも言えないけど、バブルの余波とかもまだあったのかしら。2015/11/16
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
標題作があるわけでなく,リゾート特急を題材にした作品もある短編5話。()内は他の単行本。 蔵王霧の中の殺人(哀しみの北廃止線) 恐怖の湖 富士西湖(恐怖の海 東尋坊) 北への危険な旅(特急「あさま」が運ぶ殺意) 十津川警部の休暇(謀殺の四国ルート,日本列島殺意の旅西村京太郎自選集4) 殺しの風が南へ向う(倉敷から来た女) 「北への危険な旅」は,軽井沢の話し。 「殺しの風が南へ向う」は沖縄の話し。 同じ東京からの北と南でも,距離が違う。 「十津川警部の休暇」を読むのは3回目。2012/06/15
タカシ
0
久しぶりに十津川警部シリーズを読みました。今回は部下の刑事の休暇や警部自身の休暇中に事件が起きる形の短編集。このシリーズはやっぱり長編の方が読み応えがあるなぁと改めて実感。短編だと物語が駆け足で進んでしまって、このシリーズの醍醐味である警部とカメさんの会話のシーンが少なくなってしまって非常に残念。2人の会話が事件解決に向けてとても大事な作業だからね。長編だとこの辺が濃密に書かれているからね。2013/02/05
sensei
0
「蔵王霧の中の殺人」を含む五編の各地のリゾート地に係る事件が収録されている。2022/09/22
キャサ
0
短編集
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