内容説明
林のなかに発見したアマミノクロウサギの巣穴。そこに子ウサギがいるのは明らかだった――。コウモリ・ニホンザル・シロヘビなど、森や陸地に住む天然記念物の動物たちと著者の魅力あふれる交流を描く。
目次
1 グジョウジドリ
2 コウモリ
3 ニホンザル
4 アマミノクロウサギ
5 シロヘビ
6 大雪山に生きるもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
25
ムツゴロウさんの好奇心の強さに感嘆します。特に死んだコウモリの腸を食べる話は凄いと思いました。コウモリ、ニホンザル、アマミノクロウサギの話が良かったです。2022/10/28
Sakie
18
昭和47年。30歳代後半と思しきムツゴロウさん、日本に生きて残っている天然記念動物を探しに行く。少年のような好奇心と、生命の造形に向き合う真摯さは変わりなく、やせ我慢したり人間に怒ったりする辺りが若い。怒ろうとも抗議しようとも、人間の所業は変わることなく破壊を尽くし、このうちどれだけが絶滅せずに残っているかと暗澹とした気分になる。理解を深めるためにコウモリを焼いて食べるとかシロヘビに顔を狙わせるとかグジョウジドリの鶏舎の真ん中で寝たふりするとか、向き合い方の独特さには毎回度肝を抜かれる。痛快さと切なさと。2020/08/10
かおる
0
ムツゴロウさんの動物や自然への愛情が伝わってくる。時に行動が残酷にも感じられるが、私の方が偽善なのだ。偽善者ながらも自然や動植物がこれ以上失われないことを強く願う。2014/07/11
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