りぼんマスコットコミックスDIGITAL おもいで金平糖 2

著者名：持田あき【著】

集英社（2014/03発売）

• ISBN：9784088672243

内容説明

ひとつぶ食べれば不思議な力で過去へと誘う金平糖。伝えたい想いは時をこえて誰かのもとへ――　奇跡と感動をあなたにもどうぞ。　【収録作品】おもいで金平糖―初恋―／おもいで金平糖 ララグラス／おもいで金平糖 愛の夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

１巻と比べて戦争を絡めたり、家庭の事情だったりちょっと毛色が変わって重い話が増えたかな。それでも相変わらずの高クォリティー

2013/03/14

[ぽいずんべりぃ]

1巻に続いて2巻も泣ける！！全部いいけど個人的には愛の夢が良かったです。『苦しくても悲しくてもその先で必ず愛はあなたを待っているわ』もう目ぇ真っ赤っかですわ

2014/02/03

[0kaeri]

表紙の作品に惹かれ、恋愛の話を何年後かに話せる人がいるというのは素敵なことだと思いました。思い出は色あせない。わたし的に、大正時代の服装が素敵だと思っています。もちろん今のようにカラー写真に写ってニコニコとあどけない笑顔を向ける学生も素敵ですが、頑なに笑顔を見せない凛とした学生というのもまた素敵なのです。

2012/11/01

[ちはる]

両想いでも叶わない恋があり、すれ違う想いがあり、一緒にいても片想いなこともあり…。2巻も変わらず切ないストーリー。そんな中でも最後の話が良かった。愛について語るおばあさんと孫。世代とか関係なく、どんな時代でもそれは変わることのない想いなんだな、と。

2012/11/06

[めくる]

今回も泣いてしまいました。前巻に比べると「人生」というものにより重きを置いて描かれているような気がします。心に抱えた不安やそれをさっと拭ってくれる言葉というものはなかなか見つけられないものですが、もっちーはそうした感情をいつもすごく丁寧に言語化してくれるなあと。さりげない台詞で心がすくわれていく優しい物語。後半に進むにしたがって涙腺が……ララグラスはシンプルだけどすごくいい。初恋と愛の夢はばあちゃん達の言葉に涙腺が。一番最後のあとがきでも泣いてしまったんですけど。名シリーズですね。絵も綺麗でした。

2012/10/24