内容説明
屋敷でのぐうたらな姿と、その大きな目にちなんで「寝子の君」と渾名される、道明寺家の娘・清子は、無愛想で皮肉屋の美青年・在原稀国が大の苦手! そんな彼女の前に縁を操るという胡散臭い神様・伝月が現れた! と思ったら、イキナリ清子の「縁結ばれ」を発動!! あげくに「最良の伴侶は、在原稀国じゃな」--って冗談でしょ!? だが縁は動き始め、行く先々には必ず稀国の姿が!! こうなったら、自力で縁を絶ち切ってやる!! と、息巻く清子だが--!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U
8
かわいいすれ違いカップルでした。終盤の稀國様のどストレートぶりにニヤニヤ。お母さんと紅梅さんがなんかいいキャラでした。あと孤独丸……強く生きろ……!2015/07/12
ばにー
8
【シリーズ1巻】流れは定番だけど、登場人物が個性的。特に大納言の姫が…黒歴史に発作を起こす姫が…私の知っている姫じゃない(笑)良縁を結ぶ神様が登場するけど、甘さよりコメディ色が強い作品です。2015/04/09
ゆん
8
サクサク読めました。稀國がちょっとヒーローらしかったらなぁ。なかなか魅力的なメンバー達だけど、伝月のヒーローを食う勢いが良かったな。舞台が平安時代じゃなくてとも、現代でも面白かったかも。2012/09/27
本夜見
7
甲斐田作品 初読。孤独丸『おおあんごう』に『なにゅうしょんなら』…口悪ッ(笑)岡山弁…だよね?他所にもこんな言い方するトコあるんかな? トラウマ持ちの清子…発作は面白いけど 度重なるとウザい。稀國もS系かと思えば 多少不器用なだけでしたね。…読み易かったよ、うん。続きが出ても…読まないな、多分。2012/09/22
雨蛙
7
お互いのすれ違いっぷりがハンパなくて楽しいラブコメでした。あと、孤独丸にぶち抜かれました。それから容赦ない敵役ですけど、もうちょっといけてもよかったかも。2012/09/16