内容説明
故郷テキサスに戻ってきたキャサリンは、亡き父の牧場がすっかり様変わりしていることに驚いた。牧場監督のルールが我が物顔で采配を振り、競走馬の飼育まで手がけている。長く牧場を離れていたとはいえ、オーナーの私には報告すら来ていない。怒りが頭をもたげる一方、ほろ苦い思い出が胸によみがえった。ルール――彼はいつだって特別な存在だった。今も忘れられない17歳のあの日、彼に抱かれたまま、時間が止まればいいと思っていた……。■ファン待望、リンダ・ハワードの1984年の名作をお届けします。強引な初恋の男性との再会物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ogicch
0
未成年に手をつけるのは法定強姦罪にあたるのでは?当時はまだそんなのなかったのか。人格形成途上に強烈な体験をしたヒロインは、残念ながらsexに翻弄される中身のない未成熟な女性にしか見えなかった。ヒーローよ、いくらベトナム帰りのPTSD持ちでも未成年に手を出してはイカン。今のご時世受け入れにくい設定だった。これを良しとしている時代があったかと思うと、ちょっとこわい。2017/04/24
糸車
0
お互いにどうしようもなく惹かれあっているのに、ここまでこじれてしまうと大変。誇り高いヒーローが骨折した足をおして必死にヒロインを引き留めようとするシーンに、胸が痛くなりました。ヒーローの粘り勝ち!2013/03/15
姫蝶
0
★★★★☆2012/09/21