内容説明
三田村黒犬、15歳。私立不可視高等学校に通い始めたばかりの高校生。そんな僕の特徴は――なぜか「ワルモノ」に襲われて、そこを「魔法少女」に助けられる、というもの。僕は常々、なぜこのような目にあうのか、考え続けていた。そんなある日、僕は先輩――長南雨衣佳と出会う。先輩は魔女を名乗り、僕のその体質の秘密を教えてくれるらしい。その代償は、先輩の計画を手伝うこと。その名前は「魔法少女絶滅計画」――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ymartak
9
例えると「普段シリアスな作風の作家さんが息抜きにユーモア書いてみた」といった趣。王道の作品や正統魔法少女ものを求めている人には向いていない。2015/01/22
bluets8
8
コンセプトには捻りが効いていてストーリーもそれなりにまとまっているのに、驚くほど面白くない。パロディネタを乱発し過ぎたせいで、知識をひけらかしているような印象を受ける上に、決め台詞までパロディにしてしまったものだから、作品全体が借り物みたいになってしまったんだろうな、多分。2012/09/05
Hail2U
6
本当に大賞作品? はっきり言って良い所が表紙とカラーのおっぱい以外になかった。文章は一人称文体の良さを十分に引き出せていない。天丼しすぎ。ほぼ全ての魔法少女が自分の役割をこなせていない。何よりパロがパロになっていない。ネタが古すぎる上にリズムも悪い。それが致命的に作品をつまらなくしていた。主人公の理念も支離滅裂、ヒロインたちの主張も薄っぺらい、結局何が言いたいの? あとがきで「地獄に落ちていただけましたか?」とあった。3/10点 ああ、落ちたよ。つまらないラノベを読まされた地獄に。2014/02/20
kou
5
ところどころクスリとさせられる部分もあり、それなりには楽しめた。ただ、ネタがうまく処理できずに消化不良を起こしているのが残念。ネタを限界まで詰め込みましたというのが目玉なのに、これじゃあちょっとお粗末すぎる。魔法少女が集結したあたりの解説なんかが特にそう。もうちょっと、どうにかして欲しかった。2013/06/12
死屍発苦
5
パロディが分かりずらい上に、せっかく魔法少女ネタ使っているのに魔法少女について以外は1個もなかったように思う。いろいろ設定は面白いのにプロットでしくじった感がする。特に主人公が悪魔と人の子供とばれる辺りのくだりは、先輩の魔法少女についての感情とか考えを途中でうっちゃったようにも見える。もうちょっと主人公と先輩、幼馴染についてキャラ煮詰めてほしかった。基本設定を紹介しただけでキャラクターとして確立できていなかったように思う。2012/09/17
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