ハーレクイン 結婚式の夜の誘惑 愛を知らない男たち Ｉ

著者名：キャロル・マリネッリ【著者名】/柿原日出子【翻訳者名】

ハーレクイン（2012/09発売）

• ISBN：9784596127716

内容説明

コニーは地元の名士である父親の決めた相手と結婚することになるが、ベッドをともにする直前、彼から同性愛者であると告げられる。コニーとの結婚は、その事実を取り繕うためだったと知り、泣き崩れていると、ある男性に声をかけられた。これまで見たこともないほどハンサムでセクシーな体――ニコと名乗る男性に彼女はひと目で惹かれた。「泣くのはやめて、僕と一緒に来ればいい」夢に見ていた初夜にせめて女としての幸せを知りたくて、コニーはその夜をニコと過ごした。その幸せがのちに悲しみに変わるとは想像もしなかった。■ミニシリーズ〈愛を知らない男たち〉を今月と11/5刊の2回にわたって刊行します。生後すぐに生き別れ、互いの存在も知らなかった双子の兄弟それぞれのラブストーリーです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

冒頭のあたりで登場する双子の兄弟がもっと関係するのかと思えば、意外にあっさり。お話そのものは・・・、うーん、というか、設定がいろいろと痛々しい。誰かを許すって、一言では語れない深いものがあって、でも復讐で人生を無駄にしてしまうのはもったいない。誰かを憎みながら幸せになることは出来ない、ということでしょうか。

2013/06/12

[ゆか]

暗い、暗すぎる。何一つ感情移入できなかった。

2017/05/19

[akiyuki_1717]

二部作の１作目。先に２作目を読んだので、ストーリーは理解しやすかったけど、このヒーロー、ヒロインは好きになれなかった。ロマンスというには、中途半端で、ヒロインがズタボロになるんだけど、ヒーローが自分の気持ちも分からず、なんの策略もないまま連れ出して、放置というなんとも締まりのないストーリーです。２作目のヒロインに対する身勝手な雇い主というイメージそのままで、ヒロインがヒーローの秘密を知りながら一年も黙っているという点も自分を利用した家族を守ろうとする身勝手からだし、読後感の悪いことこの上ない作品でした。

2015/05/29

[MOMO]

身勝手な大人がいっぱいで、うんざりするほど。それにしても初夜に花嫁が夫以外の人と関係を持つって・・・ハーレクインとしたら、珍しいわねぇ。おまけにコニーちゃんってば、再会時の印象が最悪でさぁ！やつれてるのに、浮腫んでるし、太ってるし、唇なんて、乾いてひび割れてるし・・・おまけに負け犬な雰囲気バリバリ！ロマンスのヒロインがこれで良いのかぁー！と、おもわす叫んでしまったわ。

2012/11/08